本日行われた第56回有馬記念の結果は以下のとおりです。
1着 オルフェーヴル
2着 エイシンフラッシュ
3着 トゥザグローリー
4着 ルーラーシップ
5着 トーセンジョーダン
6着 ヒルノダムール
7着 ブエナビスタ
8着 ヴィクトワールピサ
9着 レッドデイヴィス
10着 アーネストリー
11着 ジャガーメイル
12着 ローズキングダム
13着 キングトップガン
というわけで、三冠馬オルフェーヴルが堂々の優勝
初の古馬との対決も何のその、みごと戴冠となりました
レースはアーネストリーが逃げる展開で、非常にスローペースになりました。
前から3番手につけたブエナビスタがかかっているのを見て、やばいなと思いました。
1000mの通過タイムが1分3秒と表示されたとき、場内からはどよめきが起きたし、私が観戦していたウインズ銀座もどよめきが起きました。
超スローペースの中、各馬折り合いに苦労したのではと思います。
ブエナビスタはずっと力んで走っているように見え、かなり心配になりましたが、それでも超スローペースで前目に付けているので、とにかく折り合ってくれさえすればと祈るように見ていました。
そして最終コーナー。
何だか手応えの悪いブエナビスタを見て、これは駄目かも…と覚悟を決めました。
それでも最後の直線、「頑張れ!」と声を上げて応援したものの、ズルズルと後退していくブエナビスタ。
ブエナビスタが直線で後退していく姿なんて初めて見たのでショックでした。
最内にいたブエナビスタの外から次々と交わしていく他の馬たち。
そしてそのさらに外からグングン伸びてきたのがオルフェーヴル
栗毛の馬体が古馬をまとめてとらえます。
内で伸びていたエイシンフラッシュを交わし、そのまま1着でゴールイン。
三冠+有馬記念制覇という偉業を成し遂げました
ディープインパクト以来となる牡馬のスーパーホースですし、来年の飛躍がかなり楽しみです
そしてブエナビスタは7着。
残念ながら有終の美を飾ることはできませんでした。
ブエナビスタにしてはめずらしくかかっていましたし、そして最後の直線でのあの失速。。。
ちょっと寂しい幕引きになったなと思います。
ただ、5歳まで走った馬の引退レースはこういう結果になることも多いです。
本当に3年間よく頑張ったと思います。
ブエナビスタはこれで引退となりますが、代わりに若いオルフェーヴルがバトンを受け取ってくれました。
来年の競馬界は、オルフェーヴルが引っ張っていってくれることでしょう
戦いを終えたブエナビスタには、ゆっくり休んでほしいと思います。
本当に3年間、ありがとう