今日は銀座・汐留で行われた「電通抗議デモ」に参加してきました。
ところでみなさんは「電通」という会社をご存知でしょうか?
巷では「黒幕」と呼ばれ、テレビでもほとんどその存在が扱われることはないので、知らない人も多いのではと思います。
電通とは日本を代表する大手広告代理店であり、テレビ等のメディアの広告枠を広告主(一般企業)に売り、手数料を得るという広告代理業務をしています。
メディアと一般企業の間に立つ企業ということです。
問題はこの企業のメディアに対して持つ凄まじい影響力。
代表的なのがテレビで、まずテレビはCM枠を電通などの広告代理店に買ってもらうことになります。
特にゴールデンの時間帯についてはほとんど電通が押さえています。
そこから今度は電通がそのCM枠を広告を出したい一般企業に振り分けることになります。
このため、テレビから見ると番組のスポンサーはあくまで一般企業ですが、CM枠を一次的に買ってくれるのは電通なのでどうしてもその影響力を受けることになります。
CM枠を買ってくれる大事なお客様であり、この企業を批判することなど到底出来ないというわけです。
現に連結売上高2兆円近い巨大企業でありながら、その存在自体がほとんどテレビには出てきません。
これがこの企業が「黒幕」と呼ばれる由縁で、その存在が隠されてはいますが実際には非常に黒い企業として知られています。
そしてこの電通と大きく関わってくるのがフジテレビが現在糾弾されている諸問題。
一連のフジテレビ抗議デモでは韓流ゴリ押し、偏向報道、日本侮辱の3つが主な問題点となっています。
このうち韓流ゴリ押しと偏向報道は間違いなく電通の影響を受けているでしょう。
特に韓流ゴリ押しについては事実上の司令塔のような役割をしていると思われます。
以下に簡単な図を書いてみます。
大韓民国
↓
↓(大統領直属)
↓
国家ブランド委員会→→→→→→→電通→→→→→→→フジテレビ等のメディア
(国を挙げて韓流をゴリ押し)
これが現在の韓流ブームと呼ばれているものの実態であり、これを文章にすると
韓国が国家ぐるみで韓流をゴリ押しし、電通が司令塔として暗躍し、フジテレビをはじめとするメディアが韓流ゴリ押し偏向報道を展開、となります。
電通のポジションはまさに日本側の司令塔というわけです。
このため、フジテレビ抗議デモの初期の頃から電通へのデモもすべきという意見がありました。
ただその頃は時期尚早という意見が大半で、私もそう思っていました。
まずは下手に対象を分散せず、フジテレビ一本に絞ったほうが良いと。
それから何度もデモを重ね、次第に経験値も上がってきたので、ついに黒幕の電通への抗議デモという流れになったようです。
第1回は昨年の11月20日に開催され、このときは私は不参加でした。
そして迎えた今回、ついに電通デモ初参加となりました。
今日は残念ながら悪天候で、極寒、雨、雪、風という非常に厳しい状況下でのデモとなりました。
本当にこんな天気で人が集まるのかなと心配しながら集合場所の公園に行くと、そこには既に数十人の人が集まっていました。
その後も徐々に人数は増えていき、出発が近づく頃には100人以上になっていたのではと思います。
公式ブログによると、最終参加人数は183人とのことです。
デモの出発前には雨が急に強くなったり、雪になったり、さらには小粒の「ひょう」のようなものが降ってきたりと、とにかく悪天候にやきもきとさせられました。
何とかデモが始まる時には弱まってくれと祈っていました。
そうしたら奇跡的にデモ出発の頃には小降りになり、デモに支障が出ないくらいになってくれて助かりました。
あれは本当にラッキーでした。
デモが始まり、まずはコーラーさんが口上を述べます。
以下に一番目の口上を引用します。
銀座をご通行中の皆さん、こんにちは。
私たちは、メディアと、それを支配している大手広告代理店・電通に、抗議をするために集まりました。
ネット発の一般人によるデモ隊です。
土曜日のお昼時にお騒がせして、たいへん申し訳ございません。
皆さんは、最近のテレビのCMや番組を、どう思いますか?
日本をおとしめ、韓国を持ち上げる放送が増えてきたとは、感じていませんか?
電通及びメディア各社は、韓国からの補助金目当てで、韓国のイメージアップと、
日本のイメージダウンを進めています。
日本文化を守るためにも、電通の韓国ブームのねつ造とごり押しを絶対に止めなくてはいけません。
口上を述べた後は、いよいよ怒りのシュプレヒコール
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私も力の限り叫んできました。
また、電通デモのコースには日本テレビや朝日新聞もあるので、これらのメディアへのシュプレヒコールもあります。
特に従軍慰安婦問題捏造で悪名高い朝日新聞には電通と同じように「解体コール」が行われるなど、なかなか強烈な抗議をしてきましたよ。
「電通!解体!」「朝日!解体!」と、みんな怒りの声を上げていました。
電通本社前では、こちらのシュプレヒコールを聞きながら中に入っていく社員の姿を何人か見たし、朝日新聞本社前では、窓の外に出てこちらを見ている社員2人組を見ました。
きっと社内に噂が広まったのではないかと思います。
というわけで非常に寒い中ではありましたが、気持ちは熱く、精一杯頑張ってきました。
ま、はっきり言ってこんな巨大企業が相手ともなると、一度や二度のデモではビクともしません。
それは当然こちらも分かっているし、狙いはそれではありません。
こちらの目的はやはり「周知拡散」です。
デモで訴えることによって一人でも多くの人に電通という悪しき広告代理店の存在を知ってもらいたい、テレビ業界の問題を知ってもらいたいという気持ちで頑張っています。
問題を知る人が増えれば電通としても危機感を持つでしょう。
今回のデモ、悪天候の中ではありましたが、一人でも多くの人がこういった問題に気付くきっかけになってくれたら良いなと思います。