しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

能登島、朝の海。(7/31*月)

2006-07-31 | 自然大好き!
能登島の朝はヒグラシのカナカナカナ・・・
という大きな声で目が覚めた。
まだ夜明け前だというのに突然大きな声で鳴き出す。
それにつられてアブラゼミがジージーと一緒に大騒ぎ。
あっ、能登島に来ていたんだとぼんやり思い出す。
そんなわけで昨日も今日もセミに起こされて起きた。

そして、今朝は村の中をお散歩。
すぐ近くが能登島ガラス美術館。
歩いているとガラスの野外彫刻も見渡せる。
まだ観光客も来ていないのでひっそりとしている。

海の方に出ると内浦らしい静かな波のない海の風景。
毎日こんな海の風景を見ているからなのか、
この島の人たちも、何だかこの波のように争いごとを
好まない静かな人が多いように思う。
雲に隠れた朝日が雲の切れ間から光をこぼしていた。

午前中は、久しぶりに海釣りも楽しんで
昼食はみんなに振る舞えるほどの大漁だった。

向田の火祭り。(7/30*日)

2006-07-31 | 人間大好き!
土曜の午後に出発して能登島へ。
能登島では、毎年7月の最終土曜日にダイナミックな夏祭りが行われる。
そのお祭りに毎年能登島のだんなさんの実家から
遊びにおいで!と声をかけてもらうので今年も出かけた。

この向田の火祭りは、日本三大火祭りの一つ。
男衆が伊夜比め神社から奉灯を担ぎ出し、
手松明を投げつけて高さ30mもの大松明に点火。
火柱となって燃えさかり、燃えつきた松明の倒れた方向
によってその年の豊漁、豊作を占うというものだ。

奉灯に乗った衆が太鼓を威勢良く叩きながら
練り歩く様は、夏祭りの迫力がいっぱい!
太鼓のリズムが体に響いてきて心地いい。
見ているだけでは我慢できずに踊りだすおじいさんを見て
地元のおばあさんたちがそれを指さして笑っていた。
村を挙げての夏祭り、見せる者も見る者も
一緒に楽しめる日本のお祭り風景。
いつまでも残していけたらいいなぁ。