しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

探鳥会 in 森林公園。(11/26*日)

2006-11-26 | 生き物大好き!
今日は一年ぶりの石川県の森林公園での探鳥会。
リーダー役の講師を頼まれていたので出かけました。
我が家からは車で40分くらいの場所。
山々が見渡せるとても広い公園です。

去年は大きな雷と雨のせいで参加者もまばらでしたが
今年は雨も降らず、あたたかい日になり参加者も多かったです。

ゆっくり鳥を見つけながらみんなで歩いていきます。
まず最初に現れたのはヤマガラでした。
カラスザンショウの実をついばんでいます。
そして、池に降りると沢山のマガモの姿。
奥の方にオシドリのカップルも見えます。
くちばしの太いハシビロガモも見つけました。

帰り道、遭遇したのはイカルの群れです。
プロミナーに入れて参加者に見せると
数羽が一度にアップで見れるので感嘆の声が上がります。
くちばしが太くて黄色くて個性的な顔の美しい野鳥です。
イカルの聞きなし(鳥の声を人の声に置き換えること)が
『お菊、27』(お菊さんは27才ですよの意)と話したら
森林公園の所長さんにウケたらしく喜んでくれました。(笑)

その他、カイツブリ、キンクロハジロ、オナガガモ、コガモ、
コゲラ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、
シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、カワラヒワ、カケス、
ハシボソガラス、ハシブトガラス、と全部で21種確認できました。

池のそばの観察舎の壁には
たくさんのテントウ虫が集まって来ていました。
冬ごもりする場所を捜しているのでしょうか。
その中で、ひときわ大きかったのはこのカメノコテントウ。
他のテントウ虫に比べて二倍の大きさがあります。
まるで目の模様のように見える部分が面白いですね!
冬ごもりするテントウ虫の集団をいつか見てみたいのですが
こういう観察舎の周りを捜してみるのは穴場かもしれませんね。
何だか久しぶりに動き回る虫をたくさん見た気がして
イカルの群れとの遭遇と共にうれしかったです。