いつも歩く道では、もうシャガの白い花が咲き始めていました。
朝方の雨で、すっかり濡れ姿です。
もうウグイスが、あちこちでいいさえずりを聞かせてくれています。
“ホ~、ホケキョ~”澄んだ声が私の中に、染みわたってきます。
ゆっくり歩いて神社を通り過ぎると、
あらっ、石の燈籠のかさの部分が割れて落ちています。
きっとこれは、昨日の地震の爪痕!
そばに人がいない場所でよかったです。
先に進むと、卯辰山菖蒲園の裏手の道が真っ赤に
染まっていました。近づくと、赤い椿の花がたくさん
落ちているのでした。季節は少しづつ、移ろっていきます。