しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

驚きの虫、小黄鈴(シャ ホワン リン)。(1/5*土)

2008-01-05 | 生き物大好き!
(6~8mmくらいの小さな虫)

(ほんとは日本に持ち込んじゃいけないんだろうなぁ!)

(袋には二つの小さな虫ケースが入っていました)

新年初めての子ども絵画教室。
今日はここに通ってきている女の子が
おばあちゃんと一緒にやってきた。
おばあちゃんと言っても、女の子は中国人だから
中国(蘇州)からやってきたおばあちゃんなのです。
年末に来日したらしいおばあちゃんに
片言の中国語で挨拶をして部屋に招き入れると
どこからか虫の音がリンリンリン・・・携帯音?と思って聞くと
何とポケットから出てきたのは、本物の虫が入ったケース。

よく見ると1cmにも満たない小さなコオロギのような虫が
数匹づつ入っていて全部♂(鳴くのは♂なので)だと言う。
この虫は聞くところによると中国では、
小黄鈴(シャ ホワン リン)という名前の虫らしい。
暖かい場所が好きで、春までには死んでしまうという。
まさしくこの漢字名の通り、小さくて黄色くて鈴虫のよう!

ケースの中には小さく切ったリンゴが入れられていて
フンの掃除をしながら身につけて飼うらしい。
気温が低いので、普段は洋服の内側に入れて、
寝る時も身につけたまま、お布団の中で一緒だそうだ。

日本人の感覚とは違う虫との関係!
若々しくてとても68才には見えないおばあちゃんは、
私が返した虫ケースを大事そうに布袋に入れて
セーターの中に戻したのでした。
あら~、変わったものを見せていただきました。
なのでみなさんにもお裾分け!です。
(あとで調べてみると日本にもキンヒバリという名の
似たような虫がいるのですね。知らなかった~!)

以下、おばあちゃんが紙に書いてくれた中国語です。

小黄鈴要暖和、
寸春天要死的。
大黄鈴元旦前就死了。
中国蘇州人愛听小黄鈴叫声。