
今朝は、電話に出ると仲間の青年からの国際電話でした。
なんと、アンコールワットの遺跡の中からかけてくれた電話らしく
ちょっと感動!「時間の流れがゆったりとしていて
とても心地いい・・」というセリフが印象的でした。
そう、きっと日本の時間の流れは忙しすぎて
人間本来のリズムじゃなくなってきているような気がします。
それをどう取り戻すかも、個人の課題なのでしょう。
今日、紹介するのはイラガの繭。
幼虫の頃は、緑色した体で背中に毒針。
何度刺されて痛い思いをしたことか!
なので嫌いなはずなのですが、
私のお散歩道の桜の幹で見つけると
このグリーンが美しいのです。
そして、繭になるとまるでかわいい卵のようなこの形。
模様は同じものがないらしく、たったひとつだけの模様。
中からはかわいいヒナが出てくるのではなく蛾の成虫が!
まるでブラックユーモアみたいなノリですね。
幼虫も繭も野鳥たちの美味しいそうなごちそうに
なっているのをよく見かけるので、
生き延びるのも容易くはないはずです。

桜の幹と言えば、ジョロウグモの卵でしょう。
くぼみの間に上手に隠して産んでありました。
この卵も見つかると野鳥のエサになってしまいます。
金沢の桜の蕾はまだまだ固い蕾です。
