旧盆の8月15日には毎年、
父の故郷にお墓参りに出かけます。
金沢から車で約1時間の加賀市にある
父の実家はかつては魚屋と肉屋を営んでいて
小さな町中でも活気のあるお店でした。
村の夏祭りの頃には特に忙しく
みんな寝る暇もなかったようです。
私も中学高校生の頃からその夏祭りには
お手伝いに行っていました。
伯父さんが店で魚をさばき、
伯母さんが忙しそうに仕出しなどに動き回り
おばあちゃんが、それをやんわり監督しながら
私によく声をかけてくれました。
「店のアイス、好きなもの食べていいぞ」などと。
あれから時代は移り変わり、近くにスーパーが出来てからは
お客がどんどん減り始め、お店を支えていた
おばあちゃん、伯父さん、おばさんと亡くなり
従弟の代でお店は閉めることとなりました。
町から小さなお店が消えていく風景でした。
それでもお盆に出かけると
みんなが忙しそうに働いていた
あの頃の風景が私の中で蘇ります。
お盆の日、私はちょっと時代の流れに
感慨深いものをいつも感じます。
父の故郷にお墓参りに出かけます。
金沢から車で約1時間の加賀市にある
父の実家はかつては魚屋と肉屋を営んでいて
小さな町中でも活気のあるお店でした。
村の夏祭りの頃には特に忙しく
みんな寝る暇もなかったようです。
私も中学高校生の頃からその夏祭りには
お手伝いに行っていました。
伯父さんが店で魚をさばき、
伯母さんが忙しそうに仕出しなどに動き回り
おばあちゃんが、それをやんわり監督しながら
私によく声をかけてくれました。
「店のアイス、好きなもの食べていいぞ」などと。
あれから時代は移り変わり、近くにスーパーが出来てからは
お客がどんどん減り始め、お店を支えていた
おばあちゃん、伯父さん、おばさんと亡くなり
従弟の代でお店は閉めることとなりました。
町から小さなお店が消えていく風景でした。
それでもお盆に出かけると
みんなが忙しそうに働いていた
あの頃の風景が私の中で蘇ります。
お盆の日、私はちょっと時代の流れに
感慨深いものをいつも感じます。