しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

コンサート~太古自然への旅~(8/24*日)

2008-08-24 | 私の作品

(会場には原画もズラッと並べました)

昨夜は友人の西方寺というお寺でコンサートがありました。
オカリナ奏者の方と私の神話絵本とのジョイントでした。


最初のスタートは喚鐘といって
お寺の大きな鐘を打ち鳴らすところから始まります。
それからお坊さんの独唱でアカペラのようなお経があがり、
全員で仏壇に向き合いました。
そして、まず始まりはオカリナの導入曲で「チロル」と
「あこがれ」という曲が流れます。

それからオカリナ奏者さんの挨拶、海で聞いた
イルカの声とオカリナとの出会いのお話。
続いてオカリナ演奏は絵本「つちのふえ」の朗読に
合わせてオカリナ曲が入ります。
私はこれを聞くのは2回目ですが、北の国と南の国の
戦争から平和に続くお話です。あいかわらず、
オカリナのいい音色が会場に響き渡りました。
私は最後に国境を持たない鳥たちが、
平和の象徴のように大空に飛び立つ場面がとても好きです。
朗読は本を読み聞かせしているグループの女性の方、
声が柔らかくてステキでした。


次に私からの挨拶、
この絵本に込めた思いなどをお話しました。
それからプロジェクターで絵本を大きく映し出し、
場面に合わせて選曲した風、小鳥、森をイメージした曲を
流しました。創世主のワタリガラスの声を友人のお友だちの方、
プロジェクターの操作は、友人のまっちゃん先生に頼みました。
私は声を出すタイミングにもなる音の操作担当をしました。

あとでオカリナ奏者さんにどんなふうに音入れと
画像と声を合わせたの?と聞かれたので、
頭の中にあったイメージをそのまま選曲して、
作りたいイメージを二人に伝えたよ!と云うと
『やっぱり芸術家やな~!』と云われましたが、
オカリナ奏者さんの方がよっぽど芸術家だと思うわ~!(笑)

ストーリーが全部終わった時点の終わりの画像の前で、
この絵本のためにオカリナ演奏してくれました。
会場は最後までお客さんたちが
見入ってくれていたといいます。

最後は灯りをつけて全員で
「見上げてごらん、夜の星を」を歌いました。
終わりはまた全員で仏壇に向かい、お坊さんの独唱がありました。
ここで一度解散して、休憩です。

(販売コーナーでは、絵本や野鳥のポストカードも出しました)

2部でオカリナ奏者さんと私の対談に進みました。
私が司会進行!「自然とは?」というテーマで
オカリナ奏者さんにかつて船でトンガに行った話を
いろいろと披露していただき、
私はいつも歩いている身じかな自然をテーマに話し、
それにつなげてトラスト活動の話や
ヤイロチョウのポスター制作の話もしました。
途中からは、参加者にも話をふって
いろいろと話してもらいました。
改めて「自然とは?」「自分の役割とは?」ということを
参加者の人たちにも投げかけることができたかな~と思います。

アッという間の時間でしたが、
あらためて人との出会いの不思議さに感謝し、
いろんな人たちに支えられている自分を
感じることができた幸せな時間でした。