*けっこう近い電線にとまっていました。
ツルを観察していた場所の電線に鈴なりになっていたスズメたち。
よく見ると、普通のスズメと顔の模様が違います。
黒い斑のない、この子たちはニュウナイスズメ。
どうしてこんなに仲良しなのかと思うくらい
くっついて並んで、飛び立つときも、みんな仲良く一斉に。
私の住む金沢では、五月頃にキゴ山などで見かけます。
冬は南に移動して農耕地や河原に群れでいますが
ここ出水では、保護区なのを知っているのか田んぼの
2番穂もたわわで、たくさんの数のニュウナイスズメたちが
ほんとに過ごしやすそうにしていました。
野鳥たちのためには、人が近づかない環境が
本当に大切なのだと改めて感じました。
*とても広い範囲を寒冷紗で囲んでいます。それでも
到着したばかりのツルたちは用心深く落ち着かず、
最初は500m以上も離れた場所に降り立つそうです。
こんな場所がニュウナイスズメなど
他の野鳥たちも安心できる場所のようです。
(手前左は観察舎横のツルの像)