数週間前からいつかこの日が来ることは予感していた。
そのときに何らかの手を打っていれば、こんなことにはならなかったかも知れないのに・・・・・!
8月4日の月曜日、近所の美味しいおにぎり屋さんからランチ用に買ってきた 「しそとじゃこのおにぎり」 を食べていたときにその衝撃は突然やってきた。
音にすれば、 『ピキーーーーーーーーッ!』 という感じ。
神経に障る痛みが脳天まで突き抜ける。
そう、数週間前から疼いていた虫歯が、限界の時を迎えたのだ。
えーっと。
前回歯医者に行ったのは確か5年前ぐらい?
私、歯並びは悪いが歯の質は結構いいらしく、生まれてこの方治療した歯は奥歯3本のみ。
親知らずも4本きっちり生えそろったうえ (うち2本は既に抜歯済み) 、なんと乳歯がまだ1本存在していたりする。 (永久歯が欠損していたらしく、下から押し出されぬまま抜けもせず、虫歯にもならずに現在に至る)
← 赤い場所は上手く磨けていない場所を表しているそうです (笑)
「ちきしょー、今度はどの歯だよ!」 と思いながら、人前ではできぬ大口を開けて鏡を眺めるが、痛いと目される歯は、見た目に異常がない。
多分、治療済みで詰め物がしてある歯だから、目に見えぬ奥底で大変なことが起こっているのではないかと予測して歯医者へ行く決心を固める。
しかし間の悪いことに、来週の夏休みを控えて会社は前倒しで超多忙だ。
とはいっても、月曜日の夜から波のごとく訪れる歯の激痛に耐えながら仕事しているよりは、ここはいっそ歯医者に行ってしまったほうが会社の役にも立つのではないかと信じて (それはどうだか/笑) 、火曜日の仕事中に外出させてもらうことにした。
まぁ歯医者さんが好きな人もあまりいないとは思うが、私は舌を押さえつけられると条件反射で舌が治療を拒否するもんで (笑) 、口を開けていることだけでも結構辛い。
だから歯医者さんには今ひとつ足が向かないわけだが、あの神経に障る痛みを我慢するよりはまだマシだと意を決して、5年ぶりに歯医者のドアを開けた。
レントゲン撮影をしてみたら、案の定治療済みの歯の下が結構深いところまで病んでいるらしい。
治療済みの詰め物をはずしてみたら、針の先ほどの穴が開いていた。
こんな小さな穴なのになんでこんなに痛いんだか。
本格的な治療は土曜日からだが、ちょこっといじってもらったら痛みが治まった・・・・と思ったのはつかの間のこと。
その日の夕方からまた神経に障る痛みが再来する。
私は基本的に薬嫌いなので、よっぽどのことがないと薬を飲まない原始人タイプなのだが、さすがにこのままだと食事どころか眠れそうにもないので、会社帰りにドラッグストアへ寄り 「なんでもいいから歯の痛みがとれる薬ちょうだい!」 と鴨が葱背負ってきたような注文をし、出てきた鎮痛剤を素直に買って飲んでみたら、見事に治った (爆笑)
普段薬を飲まないせいかどうかはわからないが、イザというときに飲む薬は、いつもよく効きます、私 (笑)
薬の効能書きに 「10時間薬効持続」 と書いてあるとおり、10時間後にまた痛みがきたのはご愛嬌。
現在は・・・・まともなものが食べられないので、絶賛ダイエット期間中!! (笑)