Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

2009年 ☆ 正月日記

2009-01-07 21:25:27 | おでかけ

2009年もすでに7日。

あー、それにしても今年の正月は穏やかで、いい天気だったなぁ。

 

1月1日 (木)  

 遅く起きた元日の朝、毎年の恒例となった雑煮を作る。 かつては三段の重箱にぎっしりと詰められたおせち料理などを、暮れのうちから大騒ぎで作ったこともあったわけだが、今では好きなものだけを少量用意し、時に酒などを飲みつつゆっくりと過ごす。

 初詣はもう十年以上も同じ場所、いわゆる氏神様ともいうべき神社へ。 これも昼近くになってからゆったりと出かける。 今年は天気もいいので、かつて母が着ていた大島紬のアンサンブルを着ることにした。 帯は去年の夏に箪笥から掘り出した帯地を加工した博多帯。

 

 

午後の陽射しの中、長く伸びた参拝客の列に並び、1時間ほどで拝殿前へ。 丁重にお参りをしたあとで、これも恒例となっている破魔矢・御札・お守りを購入。 

着物に破魔矢はよく似合う。 やはり着物ブームなんだろうか。 着物を着た女性の姿を去年より多く見かけるような気がする。 残念ながら、着物姿の殿方はあまり見かけられないが。

 

 1月2日 (金)   

 やはり同じ着物を着て、母の元へ行く。

 いつも大荷物をもってコ汚い格好をしている私しか知らない施設の職員さんからは、お世辞と思しき言葉をかけていただき、ちょいと恥ずかしい。

 母はこの姿をみたら、どんな顔をするのだろうか。 ちょうど車椅子に乗っていた母の目の前に立って、奴さんのように手を広げ、 「あけましておめでと。 どう?」と声をかけたら、ほとんど自分から話をすることがなくなっている母が、 「きもの、着たのか」 とかすれた声を出した。 介護士さんが、 「ヨシコさーん (←母の名前)、娘さんの着物姿、 何点?」 と尋ねると、間髪をいれず、 「100点」 と答えてくれた母の顔を、私は生涯忘れない。

     

 

 一緒に暮らしていたときは、着物に興味を持つどころか、ああだのこうだの理屈をつけて、着物を着ることもしなかった不肖の娘が、自分の大好きだった着物を着て現れた姿は、母の琴線に触れたのだろうか。 着物を着て、母の前に立ててよかった・・・・。 

 介護士さんがデジカメを持って走ってきた。 母と私の写真、同行した兄夫婦も含めた家族写真を撮影してくれた・・・・のはいいけれど、施設の壁に貼り出すのは止めてくれーーー!(笑)

 

 1月4日 (日)  

 休みの最終日は、以前から約束していた友人夫妻とともに初詣へ。 

 既に 「初」 じゃないけどな。

 この日のドレスコードは 「着物」 

 なのに私ときたら、またまた同じ着物で登場~! 言わなきゃわからんし (笑)  

 だってー、コーディネートするの大変なんだもんー。 

 

昨年末に追突事故に遭遇した私、ここはひとつ交通安全祈願をしなくては、ということで、行った先は成田山新勝寺。

・・・・と言いつつ、この成田山参道は、若き日の私が暇さえあれば飲み歩いていたという青春の地なのよ。 

あー、さすが成田山、4日でも混んでるわねー。

 

  

うなぎの 「下田康生堂」 、栗羊羹の 「米屋総本店」 は、なんとディズニーランド並みの大混雑だ (笑)

新勝寺へ向かう雑踏の参堂を歩きつつ、奥様から着物のダメ出しをくらいまくる私。

曰く 「帯揚げの始末が雑」

曰く 「もうすこし裾つぼまりに」

曰く 「歩き方が男らしい」 (← おいっ!)

あああ。 先日は母から100点もらったのになー (笑)

 

・・・・・・仕事に埋没しつつある現在、過ぎし正月休みを思い返しつつ、現実逃避している本日、1月7日 (水) の私でした。

 

 

【おまけ】

このpub、はしご酒 (爆) の3~4件目でよく使ってました (笑)

懐かしいーーーー! 

 

コメント (5)
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