今年のGWは5連休だったんですが、この時期特有の金欠病に侵されておりましたので (固定資産税、自動車税) 、家の掃除や近所への買い物を中心に、1日だけ日帰りハイキング (?) の予定を入れて過ごしておりました。
なのに、こういう時に限ってまたいい天気が5日も続きやがって。 洗濯やふとん干しには絶好だったが
さて、そんなGWの一日、東京都八王子市にございます、高尾山 (標高599m) に登ってまいりました。
この高尾山、タイトルにもございますとおり、 「世界一登山者の多い山」 だそうで。
世界中で年間700万人が登山を楽しんでいるとして、そのうち260万人が高尾山に登っている・・っていうんですから。
都心から電車に乗って1時間ほどで行くことができる 「立地条件のよさ」 、ケーブルカーも利用できる 「手軽さ」 、そしてふもとの高尾山口駅からそのまま登山道に入れる 「便利さ」 が人を呼ぶんでしょうね。
「日本最高標高の場所にあるビアガーデン (夏季限定)」 も有名ですしねー (笑)
・・・・・・・などと、しゃーしゃーと書いているが、実は高校生の頃、私はこの高尾山に登っている (キッパリ)
が、その頃の私は、負荷のかかるむっちりぼでぃだったので (今もだろ、とか言わない) 、 「ぜーぜー、はーはー」 と、非常に苦しい登山を強いられ、一緒に歩いてくれていた友人たちにも大迷惑をかけたことぐらいしか記憶にないわけでして・・・・・。
まぁ、今回はその時の忌まわしい登山 (笑) を楽しい登山で上書きしたかったってことですかね。
さほど早起きしなくても、午前10時頃には、登山口に到着できているところが高尾山のいいところ。
途中の電車もさほど混んでいなかったので、快適な登山ができるかも、と思っておりましたが、やはり混んでるところは混んでいた (爆)
さすが世界一の登山客を誇る山 (しかもGW) である。
半袖Tシャツに、スエットパーカー、足元だけはトレッキングシューズにいたしましたが、高校生の頃の写真を見ると、ハイカットのバスケットシューズ履いてたわ、私。 懐かしいー
麓と頂上を結ぶ登山路は、現在3コース。
それに加えて、山の中腹までは、ケーブルカーとリフトがかけられている。
高校生の頃は、山麓から一気に 「足で」 登ったのだが、どこを通ったのか、まったく記憶にない。
しかし現在の私は決して若くはないので、迷うことなく文明の利器・ケーブルカーで、一気に標高472mまで上っていくのであった。
このケーブルカーの終点から、標高差にして約130m、時間にして約1時間で頂上に至るわけだが、道半ばの薬王院まではいわゆる 「参道」 なので、整備された道がなだらかに続き、人も多い。
杉並木の参道を歩き始めて30分ほどで、108段の急階段 「男坂」 とゆるやかな坂道の 「女坂」 の分かれ道にくるのだが、ここは迷わず 「女坂」 へ。
そしてこの坂を上りきると 「高尾山薬王院」 に到着。
高尾山に住むと言われている、天狗がお出迎えです。
薬王院を出ると、木もうっそうと茂り、すっかり山登りらしくはなるものの、道はきっちり整備されているため、歩きやすい。
歩きやすいのだが、運動不足は容赦なく足腰を攻め立てる。
薬王院から30分ほど登って、山頂へ到着。
・・・・・・・やばい、なんすかこの激混み。
山頂を示す標柱と記念写真を撮るのに、長い列ができているんですが、 「いいや、べつに己の写真なぞ撮らなくても」 と、横から標柱だけパチリ。
ちょっとガスってたので、スカイツリーは見えなかったけど、頂上からの景色はさすがの絶景でしたよー。 きもちいいー。
ここで、高校生の時に撮った写真が登場。
当時は風景写真をあまり撮ってなかったので、比べられる写真が少ないんだがが、イロイロ見比べると、あまり変わってない感じかな。
ホントは頂上でランチの予定だったのだが、あまりの人の多さに辟易したので、下山してから昼食にすることに予定変更。
頂上に到着したときは、まだ 11:30 だったしね。
高尾山のイイところは、往復の道を変えられることである。
往路はキツいので、なるべくらくちんな道を行きたいと思った私であるが、復路は余裕をかまして、景色のいい道を選びたい。
登山より下山に重きをおいた私は、どこまで行っても邪道である。
帰りに選んだ道は、4号路、通称 「つり橋コース」
でました、つり橋マニア (笑)
こういう道こそ登山 (下山?) だよなーと、ちょっとテンションが上がる私である。
往路で降り立ったケーブルカーの駅から、2~3分ほど離れた場所に、エコーリフトの駅がある。
リフトですよ、リフト! 下山はリフト! (笑)
リフトに乗るのは、最後にスキーに行った2001年以来!
しかも、スキー場では下りのリフトが使えなかったので、下りのリフトに乗るのは初めてかも。
うわー、ますますテンションあがる~ (笑)
おかげさまで、忌まわしい記憶は、楽しい記憶にすっかり上書き保存されました♪