奈良県吉野の千本桜を見ることを目的に出かけた旅行が、思えば 「花見」 を意識したスタートだったのかもしれない。
下千本、中千本、上千本と、山の麓から頂上へ向かうピンクのグラデーションを想像しつつ向かった先は、まだ下千本が3部咲き程度の、雨降る寒い花見となったのだったが。
あれから何度も何度も春は巡ってきたけれど、意図した場所で 「満開の桜」 に出会うことはなかなか難しく、早かったり遅かったりの繰り返し。
そんな中、2016年4月2日、ようやく意図した場所で、満開の桜を愛でることができました (笑)
はい、今年のターゲットは、鎌倉 「鶴岡八幡宮の段葛」!
由比ガ浜からまっすぐ伸びる若宮大路の、二の鳥居から鶴岡八幡宮に至る参道の中央、両側の車道から一段高くなった全長465mの歩道は 「段葛」 と呼ばれており、その両側に桜が植えられたのは、大正時代のことだそうです。
← 改修前の段葛
そしてそれ以後、この場所はお花見の名所として多くの人々に親しまれてきました。
しかしながら近年、周囲の石積みがゆるんだり、老木となった桜の枯死が目立つようになってきたことより、2014年秋から全面改修が行われておりました。
その間、 「段葛」 は鉄板の覆いの中へ・・・・・。
その改修工事が終了し、3月30日にお披露目、1年半ぶりに、通行ができるようになると聞けば、それは行くしかないでしょう!
両側には177本の桜が5メートル間隔で植え替えられていますが、若木なので、まだまだ花の数は少ないようです。
が、足元は格段に歩きやすくなりましたよ。
以前のような、桜のトンネルになるまでには、まだまだ時間がかかりそうだけど、末永く見守っていければいいですね。
鶴岡八幡宮の桜
妙隆寺の桜
本覚寺の水仙
妙本寺の桜とカイドウ。
これで天気がよかったら最高だったんだけどなー。
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・・・・・・そして、花もいいけど、やっぱりダンゴもいいよね (笑)