昨日、羊土社の本を大分購入していると記載した。
当方が研修医のころは、医学書はもっぱら医学書院の本を購入していた。医学書院の本は内容もいいが、紙質もよかった。他の医学系出版社を圧倒していた。
羊土社の研修医向け雑誌「レジデントノート」は1999年から出版された。初期研修医向けに特化していて、増刊を出したり、連載記事を単行本化したりしている。
他の2社からも研修医向けの雑誌が出たが、ほぼ撤退していて現在は「レジデントノート」のみになっている。
初期研修医向けということで、4月には研修スタートの特集になり、後は内科系各分野の特集になるが、この症状をどう診るかという時もある。さすがに今は購入しなくなり、連載記事の単行本化されたものを購入している。
医学雑誌の紙質は医学書院の「medicina」がいい。羊土社の雑誌はずっとあの厚めの紙を使用しているが、写真の印刷がきれいではなく理由がわからない。
秀潤社の「画像診断」はたまに(特集によって)購入する。画像の雑誌でいい紙だが、ちょっと厚い。画像の印刷にはこの方がいいのだろうか。
医学書院の本社ビルでセミナーがあり、行ったことがある。水道橋駅で降りて歩いて行った。東京大学が近いので、赤門を見て構内を少し歩いてきた。本郷は文教地区なので、他にも出版社がけっこうある。その時は山中克郎先生の講演で、著書にサインしてもらって帰って来た。
最近は、中外医学社も初心者向けの良質な本をよく出している。増井伸高先生が、ハンターシリーズを出していて、今は「POCTハンター」を読んでいる。読み進むにつれて内容が深くて(初心者には)、とにかく実用的な事がわかってくる。
中外医学社の本は、以前は印刷が悪くて(薄かった)紙質が悪かったが、現在は改善されている。
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