那須太社 錦輔 の日記

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原罪

2019-01-04 11:18:21 | 日記
自分はキリスト教の「原罪」とは、簡単に言えば、性悪説と受け止めている。

神さまの言いつけに従わず、リンゴを食べちゃった人間は生れながらにして悪である。
なので、常に善き人となるよう努力しなければならないならない。
さもなければ、悪の道にはまって地獄へ落ちる。

自分は特に道徳教育を受けたわけではなく、何となく人間とは、元来善良で正しい存在、基本的に満たされた完全体なのだと思っていた。
つまり、性善説。

しかし、そうではないのかなと思わされる事があった。

自分の両親は両方かなりおかしい人だったのだな、と思うことがあり、一瞬、嗚呼、俺は何て不幸なんだろう、両親共こんな人で、と思ったのだが、どこでもそんなもんじゃないのか、そもそも人は大なり小なりおかしな所があるもんだ、多くを求めすぎじゃないか、と考え方変えたら落ち着いた。

つまり性悪説。

そして、では今まで出会った善き人たち、爽やかな人たちはなぜあんなにも良い人だったのだろうか、と考えた。
すぐに答えが出た。

彼らも一生懸命に善き人になろうと努力していたからだ。

つまり、自分も常にそのような努力を続けなくてはならないのだ。
周囲と良い人間関係を築き、快適な生活を送るためには、死ぬまで善き人であろうとし続けなければならないのだ。

なぜなら、人間の本質が善ではないから。

かといって悪でもないと思う。
本能に従えば、楽な方、快い方に流れるし、自己中心的になる。
それが、本質ではないか。

人間の本質は動物。本能。

ではないだろうか?

コメント
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