図書館で借りた本。
飛ばし読みしたが、白人入植後のネイティブ・アメリカンの人口減少が凄まじい。
元々の人口は不明で推定200万人から1800万人。
1800年にはわずか60万人。
1850年には40万人。
インディアン戦争と特別保護区への強制収容後の1890年には24万8250人。
1930年には増加に転じ33万2000人。
2010年290万人。
「二つ以上の人種」に登録する人を含めると520万人という。
エスニッククレンジング並みの減り方。
ネイティブアメリカンの人口減少はヨーロッパから持ち込まれた病原菌によるものらしいが、それにしてもアメリカ全土に暮らしていた民族が24万人に減るとは(ロッキー山脈以西にはあまり住んでいなかったようだが)。
自分の小学校は1クラス40人で1学年6クラスあったので、単純計算で全校生数1440人。
24万人だと小学校166校分か。
港区が259,000人、草加市が250,000人。
イメージがわかないが、それほど少ない事もないのかな。
あと、コロラド川の渇水についての章も面白かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます