NHKの番組
いい話。
フランスには職人仕事を尊敬する文化があるみたい。
凄く高い服でも買い手がいばってなくて、職人に感謝して買い物している。
師匠も厳しいけど、いったん認めたら「仲間」として受け入れている。職人さんの通った学校の校長先生が素晴らしくいい人。
あと着道楽の男たちがフランスにもいて興味深い。
社会的な地位のあるいい大人が俺からするとどうでもいい、服の細部にこだわってあれこれ注文したり、出来上がりに無邪気に喜んだりして、なんか可愛いかった。
あと、難しい注文出したお客さんに試着のとき、職人が「気に入らなかったらもう一回やり直しますよ」というと、「それは大変だろう」と気遣うのである。そして、これで良い、とOK出してくれる。
なんか細かいこと言えば限度のない高額で趣味的な世界で、製品の仕上がりに満足したのではなくて、とことんヤリます、という職人の心意気に満足した、ようなお客さんが粋だな、と思った。
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