投票のために訪れた方々で大混雑していた。
投票所がこんなに混雑しているのは始めて。
だけど、夕方テレビでは投票率は低い、と言っていた。
朝だから込んでいたのかも。
（今、テレビで新潟の小選挙区で田中真紀子氏落選、比例で
復活を待つ、と報じられていた。復活しないでもらいたいもの
だ。）
内田樹 日本辺境論
ブックオフではない、新宿1丁目だったかの古本屋さんで購入。
まだ読み終えてないが、2点気になる記述があった。
１、調停かるた
調停というのは離婚調停に代表される裁判まで行かず、その手前で話し合う制度のこと
らしいが戦後、それを普及させるために「調停かるた」というものが作られた、ということで
その文例が列挙されているのだが、これがまさに曖昧な日本を象徴するような名文ばかり
で、読んでいて吹き出してしまった。
・論よりは義理と人情の話し合い
・権利義務などと四角にものいわず
・なまなかの法律論はぬきにして
・白黒を決めぬところに味がある
最後のやつなんか傑作だと思う。
２、戦艦大和の青年士官たち
沖縄への水上特攻に出陣した戦艦大和に乗務する青年士官たちは、自分たちが戦略的に
は無意味であるのに、死に向かって水上特攻を行うことに何の意味があるのか士官室で激
しい議論をしたのだそうである。その論争を一人の海軍大尉がこう語って収拾したと、吉田満
の「戦艦大和ノ最期」に記録されていると書いてある。
こういう内容だったという。
「進歩ノナイ者ハ決シテ勝タナイ。負ケテ目ザメルコトガ最上ノ道ダ。
日本ハ進歩トイウコトヲ軽ンジ過ギタ。私的ナ潔癖ヤ徳義ニコダワッテ、本当ノ進歩ヲ忘レテ
イタ。
敗レテ目覚メル、ソレ以外ニドウシテ日本ガ救ワレルカ。
今目覚メズシテイツ救ワレルカ。
俺タチハソノ先導ニナルノダ。
日本ノ新生ニサキガケテ散ル。
マサニ本望ジャナイカ。」
電車の中だったのに、また涙が出てきて、いったん本を閉じた。
このあと、どういう論が展開されるのかやや不安である。
高橋源一郎と友達んこみたいなことが書いてあるが、たしかあの
人はいわゆる進歩的文化人だったような気がするので、この内田
さんもそういう方向に走るのだったら嫌だな、読みたくないな、と
思っている。
T-01Aというウィンドウズモバイル端末を2年半利用している。
メール・WEB閲覧・地図・エクセルくらいしか使ってなくて、それなりに役立ってくれている。
しかし、そろそろ新しい端末に変えたくなってきた。
シャープのIGZO液晶端末、sh-02eという端末が出てきたからだ。
何故かWeb上でレビューが少ないが、価格ドットコムで見るとみんな絶賛している。
特に、バックマニア2011さんのレビューに不覚にも感動してしまい、よしこれに機種
変更しよう、と思ってドコモショップに行った。
現在の毎月の支払いが7千いくらなのでそれを越えないようにしたい、と思って支払い
の内訳書を持っていった。
で、支払額を今より高くしたくない、という方針で試算してもらったが、月額9千円を超
える額にどうしてもなってしまう。
携帯電話に月々1万円近くお金を払う、というのは自分としてはありえない。
今の7千いくらでも高すぎる、と思っているくらいだ。
四六時中携帯電話を触ってフル活用しているわけでもないし。
それでIGZOを諦めたのだが、新しいのに機種変更したいな、という気持が残って
いる。
それでネットでちょっと調べると、アイフォンにすると月々5千いくらになる。
今より安くなる訳である。
アップルコンピューターが戦略的にキャリアにそういう料金体系を強いているらし
い。
傲慢なスティーブジョブスが嫌いで、アイフォンなんて使わない、と思っていた
のだが、こうも不景気で金がないと、ポリシーを曲げてアイフォンにするしかない
かな、と思っている。
端末を取り替える必要はないのだけれど、月々の支払いが2年間、今より安くな
るのだったら、良いかもしれない。
ドコモが頑張って、IGZO機種変更で実質0円としてくれれば、現状どおりでも
そちらにするのだが、2000円近く高くなるのでは手が出ない。無理だ。
シャープを応援したいのだが・・・
うちの会社もこの間掃除機を買ったけど、社長判断でシャープだった。
たかが、月2000円なのだが。
今年はアパートの契約更新などがあって、貯金が一気に減ってしまったし、
大きく稼げる見込みもない。
うーん、機種変更やめようかな。
昨日の日経新聞1面コラム「春秋」がひどかった。
勝手に一部引用するが
・・・71年前のきょう、日本は対米開戦に踏み切った。道迷いのはじまりは米国を怒らせて石油禁輸を招いた南部仏印進駐か、前年秋の日独伊三国同盟締結か、いやいやずっと以前の満州事変のころから道を外れていったのか。見方はさまざまだが、引き返す勇気はなく、冷静な声も熱狂にかき消されていった昭和の軌跡である。緒戦の勝利に気をよくした軍部には、中央アメリカやアラスカを「帝国領土」とする案まであったとされる。けもの道の奥深く迷い込んだ遭難者はそんな幻覚を見たのだ。その道はやがて完全に閉ざされ、破滅を迎える。・・・
日経ってあんまり政治的な主張は書かないと思ってたが、こんな考え方だったとは。
酷いものである。
完全にアメリカから見た視点で語っている。
おそらく、親米・従米であるがゆえに、このように自国のことを卑下し、歴史を捻じ曲げるのだろうと思う。
それが回りまわって朝鮮・韓国をも尻馬に乗らさせて無かった事を有ったと言いふらさせることになる。
大新聞の一面コラムだから、これが、我が国の一般的な歴史認識なのだろうか。
そうではないことを祈りたい。
こんな記事を読んで怒っているサイレントマイノリティが沢山いますように。
先日、わけあって横浜ベイクォーターのウルフギャングというところで軽食を
取った。
ウルフギャングとか、恐ろしげな店名だが、普通のお店だった。
そんなに沢山食べてないが、サーモンピザが美味しかった。
ピザの上にスモークサーモンがズラッと並んでいるだけで、見た目はピザ生地
の茶色とサーモンのオレンジだけで、かなり殺風景だが、食べたらうまかった。
1500円。ボリュームもある。
何か食べるなら、サーモンピザがお勧めである。
