仮に、65歳で年金をもらった場合、
いくらの税金を納める必要が
あるのかを調べた。
役所の住民課などに連絡をすれば、
「こういう場合は、こう」
「こういう場合は、こう」と
教えてくれたり、
そうでなくても、エクセルのようなセルに
必要金額や情報を入力すれば、
簡単に出ると思っていた。
いざ、電話をすると「住民税については、
〇〇課」で、「健康保険については〇〇課」
と複数の部署の方に話をきいて、
その総合で考えるしかない状況であった。
社会の超高齢化が言われる。
そこにおける不安は、身体状況と金銭面。
せめて、金銭面位は、
シンプルに、そして、簡単に必要額が
わかるようにしていただきたい。
詳細に話をきくと、「〇〇については」
という場合分けが多いし、
バックボーンとなる規定も、
国と地方公共団体のやり方をしっかり
理解しないと算定できない。
こういうことだから、
必要以上に不安になるのではないか。
「シンプルでないのは悪」。
こういう発想も、行政機関に持って
もらいたい。
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信