一周年を迎える月、8月です。
今月は赤ワインの中でも、異彩を放つ、上手く扱えば天にも昇る芳香と力強い味わい、繊細な甘みやしっかりした酸のバランスを演出できる、そうバローロをグラスで開けます。
今回はコルデロ.ディ.モンテツェモーロ家のエンリコⅥと名づけられたちょっと上級のワイン。ヴィンテージは04年です。
バローロは花開くまでに時間がかかることではぴか一ですから、開けたてでは、とてもお出しできません。皆様にサーヴするまでに3回のデキャンタをしてスタンバイします。先日、試しに開けてみましたが、バッチリ、でしたよ。
今月は鳩をお出しするので、合わせて頂きたいのですが、他にも血合いの風味の魚(今月は鰯)(昨日青魚のことは書きましたね)でも面白いと思います。或いは、そむりえ亭では、よくお勧めする「ピックルス」でも面白いですねえ。
さて、明日は出勤早々、デキャンタにかかりますね。