春になると鯛が出回るは周知の事です。
産卵期に近く味が落ちるといわれていますが、実はそれでも旨い鯛です。
そむりえ亭では今月は鯛を多用していますが、いずれも好評です。
中でも「ブーダン仕立て」=ソーセージ風は良いんではないでしょうか?
見た目は正にソーセージですが腸詰の中にすり身の鯛が詰まっていて、柔らかそうですがモッチリした食感は鯛そのものであって他ではありません。すり身にしている事で旨味のジュが閉じ込められるのですね。ソースではなくサワークラフトを絡めて召し上がって頂いています。
サワークラフトが添えられていますのでアルザスの白でお勧めしてもいいのですが、樽熟したシャルドネでも負けません。シャンパンなら尚いいですね。
ちなみに昨日は他に3種も鯛料理をお出ししていました。
日本人の大好きな鯛。どうぞお楽しみください。