言うまでもなくイタリアはトスカーナの銘酒ですね。
モンタルチーノの丘でビオンティサンティが植えたサンジョベーゼの亜種であるサンジョベーゼグロッソ種で造られるワインは長期熟成のもと開花するワインですね。
1888年がこのワインの名前の始まりと言われますから、ある意味近代ワインの走りかも知れませんね。
通常、ワインは小粒の葡萄の方が凝縮度が得られ、皮の比率が上がって濃いワインになると言われます。
しかし、このワインの葡萄は「グロッソ」と言う位大粒なのですね。なのに酸もタンニンもシッカリしていている、と言うのがサンティ家が世に送り出した理由なのでしょうか?
さて、このワインのお蔭で品種名を「ブルネッロ」と言っていたのはつい最近までの話。
お蔭でよその国で「ブルネッロ種を使ったワイン」と言う言い方も現れてくるのです。これじゃあ、原産地呼称もあったもんじゃないですね。
で、ブルネッロ.ディ.モンタルチーノはブルネッロ種でなくサンジョベーゼ.グロッソ種である。となる訳ですね。
今月は94年のブルネッロをグラスで開けることにしました。サセッティという造り手のものです。8本限り!!
これが飲み頃かな、と思って頂けそうな仕上がりですね。
決してお高くありませんので、是非お試し下さい。
鹿とか牛とか色々を合わせられそうですよ!!
お待ちしています!!!!!