昨日はワインメーカーズディナーでした。
フランス南西部のマディランと言う所でTannat=タナ種を世に知らしめて、更にはボルドーの銘酒を押しのけ好評化を受けるまでにした張本人、アランブリュモン。シャトーモンテュスというシャトーがあまりにも有名です。
赤がマディラン地区名のタナ種からのもの、白はパシュラン.ド.ヴィクビル地区名のプティクルビュ―種からのもの。
いずれも引き締まったボディで、しかし丸みがあり豊かです。
特にタナ種からの赤は何時まで熟成を続けるの?と思わせる凄いポテンシャル。
昨日は94年のものも出ましたが永遠な感じを思わせました。
ちなみにタナは地元の方言では「タナートゥ」と読みます。
最後の「トゥ」はごく小さな音で読むそうですから、是非どこかでマディランを飲むときは、ちょっと気取って「これはタナートゥ種で出来ているんだ」なんて言っちゃってください!!
また白にのパシュラン.ド.ヴィクビルはプティマンサンという葡萄の方が知られています。
これは甘口用で、辛口には先述のプティクルビュ―種が使われ、多くの人が良いシャルドネやエルミタージュブランのマルサンヌなどに間違えそうな仕上がりになります。
しかも、お安いのですね。
あ、忘れてました。
ここのワインは、かのトムクルーズが自家用ジェット機で直接買い付けに来ることでも有名ですよ。
という事で、明日から12月一杯はシャトーモンテュスの白1種、赤3種をグラスで開けることにしました。
スタンダードの白赤1種づつと、ワンランク上のプレスティジの02年、特別な畑の(斜度40度)のラ.ティルの02年です。
合いそうな料理もお勧めします。というか、ワインだけでは強いワインですから合わせる料理が必要なんですね!!
お試しください!!