この季節の主役は実は肉でも魚でもなく、実は根菜かもしれないな、と思う事があります。
大根、蕪、牛蒡・・・・
どれも寒くなればなるほど旨味、甘みが増しますね。
坂本君は付合せに根菜を多用しています。
中でも牛蒡は「根菜の中の根菜」という風貌ですし、味わいも地中からの要素をタップリ吸い上げて王者の風格です。
根菜は全般的に赤との相性がいいのは、私、よく書いていますが、牛蒡はとりわけ好相性です。
白身の魚であっても牛蒡と一緒に頂くと「赤に吸い寄せられる」印象ですね。
シラー、ネッビオーロ、ポムロールのメルロなどは最高のマッチングです。
これから暫くの間、「赤を開ける時は食卓に牛蒡を!!」を合言葉にして頂きたいくらいです。
という事で、今日のそむりえ亭も牛蒡で美味しく赤を召し上がって頂きたいな、と思います。