食後のデザートを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かにドルチェ、という言葉と似ていますが、これはワイン用の葡萄の名前です。
ピエモンテ州の葡萄です。
この州ではネッビオーロ種やバルベーラ種が3番、4番バッターを張っていますから少し低く見られるかも、な品種です。
イタリア料理屋さんなどでは当たり前かも知れませんが、最近では有名州以外の品種が台頭してきましたから、やはり目立ちにくくなったか感じがします。
しかし、私にはタマに使いたくなるワインです。
名前の通り、甘いニュアンスをもっていますがアルコールは高すぎず、タンニンも多過ぎず、実際には辛口のワイン。やや酸味の少な目の色素は濃いめのスタイル。
前菜から肉料理まで役に立ちそうですね。
年末年始で痛めつけた胃袋と肝臓に、攻撃的でないワインは重宝間違いなし。
昨日、オーストリアのブラウフレンキッシュの話を書きましたが、それと並んで勧めたいワインの一つです。
でも、間違って「ドルチェが欲しい」なんて言うとデザートが出てきますから御注意を!!!
さて、昨日は少ない予約からオープン前までに満席の予約となり、多数のお客様をお断りしてしまいました。
今日も現状では2件のご予約ですが、まだ他のお店が開いていないところが多い訳ですから、ご予定の方はお早目のお電話をお待ちしてます。