ワインと料理のマリアージュはそむりえ亭のテーマです。
で、多くのお客様には色々と体験して頂いているのですが、さすがにデザートでのワインや食後酒に全てのお客様が行きつくわけでも無い訳です。
ちなみに私は料理中のワインをセーブしてでも、食後酒で締めくくりたいタイプですので、自身で食事のときは必須ですね。
デザートワインとして有名なものはポルト、マデイラを含めた酒精強化ワイン。ややアルコールが強めで酸が控え目なものが多いですね。
赤いものが主流で、チョコ系にはよく合わせます。
もう一タイプは貴腐ワインや陰干し葡萄などによる甘口ワイン。
アルコールは普通のワインと変らず、酸もあります。白葡萄ベースが多いです。
粉系のものータルトやビスケット、ミルフィ―ユなどに美味しいですね。
あとドイツのシュペートレーゼやイタリアのモスカートの様にややアルコールが低く甘みも強すぎないものもあります。これらはデザートに合わせるよりも、それ自体を三時のおやつ的に頂いたりした方が良いかもしれません。
しかし、意外と言われますが、甘いものに渋い辛口の赤は非常によく合います。
「おはぎに渋茶」といつも例えます。
和の世界で甘いお菓子に甘いお茶は合わせませんよね。
実は渋い赤は重宝するのです。(最近書いていたかも知れませんね)
この場合は渋さは役に立ちますが酸は要りません。という事はカベルネやメルロ、シラー等は向いているという事です。或いは南のワイン、という括りでも良いかもしれません。
甘いデザートワインと渋い赤ワイン。
食後の世界も色々と広がりますね。
お試しくださいね!!!!