ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

ローヌ、続き

2014年03月08日 02時50分15秒 | ワインの事

昨日はローヌのワインについて書きました。

そう言えばローヌのワインの品種は結構世界的に広く分布している部類ですね。

例えばシラーは世界中で植えられていてオーストラリアでのシラーズはとりわけ有名です。

アメリカ大陸でもスペインやイタリアでも近年増えています。

グルナッシュは本来スペイン原産でガルナッチャが本名です。またイタリアでもガルナッチャです。面白い事にサルデニアではカンノウナウと呼ばれたりします。

第3の葡萄ムールヴェードルはやはりスペイン原産でモナストレルと言われますがオーストラリアではマタロと呼ぶこともあります。

この3つの品種のブレンドはオーストラリアではGSMと頭文字であらわしたブレンドワインもあるのです。

白ワイン用のものは赤ワイン用ほど普及はしていませんが、それでもヴィオニエを先頭にルーサンヌなどもソコソコ見かけますね。

カリフォルニアでこれらの品種を得意とするワイナリーのグループをローヌレンジャー=ローヌの騎馬隊などと呼んでいますし、ワシントン州の生産者でも賛同するワイナリーがあったり、です。


カベルネ、メルロ、ピノノワール、シャルドネが目立つようですが実はローヌ品種も世界的なんですね。

シノニム=異呼称と共に覚えておくと参考になるワインたちです。

ローヌのワイン、面白いです!!