昨日はローヌのワインについて書きました。
そう言えばローヌのワインの品種は結構世界的に広く分布している部類ですね。
例えばシラーは世界中で植えられていてオーストラリアでのシラーズはとりわけ有名です。
アメリカ大陸でもスペインやイタリアでも近年増えています。
グルナッシュは本来スペイン原産でガルナッチャが本名です。またイタリアでもガルナッチャです。面白い事にサルデニアではカンノウナウと呼ばれたりします。
第3の葡萄ムールヴェードルはやはりスペイン原産でモナストレルと言われますがオーストラリアではマタロと呼ぶこともあります。
この3つの品種のブレンドはオーストラリアではGSMと頭文字であらわしたブレンドワインもあるのです。
白ワイン用のものは赤ワイン用ほど普及はしていませんが、それでもヴィオニエを先頭にルーサンヌなどもソコソコ見かけますね。
カリフォルニアでこれらの品種を得意とするワイナリーのグループをローヌレンジャー=ローヌの騎馬隊などと呼んでいますし、ワシントン州の生産者でも賛同するワイナリーがあったり、です。
カベルネ、メルロ、ピノノワール、シャルドネが目立つようですが実はローヌ品種も世界的なんですね。
シノニム=異呼称と共に覚えておくと参考になるワインたちです。
ローヌのワイン、面白いです!!