ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

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 樋口誠

ソーヴィニヨンブラン

2014年03月18日 02時20分00秒 | ワインの事

ソーヴィニヨンブランは白ワインを代表する葡萄の一つですね。

いまや世界中で栽培されています。

フランスのロワールが有名ですが、いつの間にかニュージーランドがトップの座を脅かしたり、南アフリカのものも侮れなくなっています。

で、少し印象が薄れていたのがボルドーかも知れません。

ボルドーの場合、セミヨン種とのブレンドが原因かもしれませんが「ソーヴィニヨンブランの産地」という認識は薄いかもしれませんでした。

が、昨今ソーヴィニヨンブランにフォーカスした造り手が増えているのも事実です。

この葡萄のイメージにある樽を使わないものも、樽を使ったものもありますが基本的には青い印象のすっきり感がよく出ているものが増えています。

が、ロワールのものよりは酸とミネラルが柔らかくアルコールも優しいですね。

ニュージーランドの場合にありがちなメロン的な青さとも違います。

ま、しかし葡萄の持つ個性としては「アロマティック」であることに間違いなくハーブを使った料理の香りを相乗させる葡萄ですし、酸も程よくありますので、これからの季節の青いものが目立つシーズンには面白いかな、と思います。

間もなく「汗ばむ」ことも増えます。

ソーヴィニヨンブランの出番が増えるかも知れませんね。