7月下旬からの一次試験、そして先日の2次試験。
それを通過した人達は3次試験に臨みます。
「実技試験」です。
多くの人が苦しんでいるようですが、大事なことは「お客様が快適か?」に尽きます。
・清潔か?
・スピード①=準備・片付けがグズグズしていないか?
・スピード②=抜栓・デキャンタは慣れてスムースか?
・正確さ①=大事なオーダーを間違っていないか?
・正確さ②=サーヴする動線や物の配置が理にかなっているか?
・不機嫌な姿勢や表情をしていないか?
・デキャンタした後のボトルに残ったワインが多くないか?
・ワインをこぼしていないか?
・道具などの片づけまでスムースか?
概ねそういったところが普通のボトルサービス時に求められ、お客様が「快適」と感じる要素かと思います。
勿論、実務ではそれ以外の大事な部分も沢山あります。
しかし、試験では全てを問うことは難しいわけですが、上記をこなせるようになっていれば、まあ、「若葉マークはアリ」かなと思います。
あ、そむりえ亭では基本的にボトルサービスではありませんし、ワインもペアリングで私が決めていますので、試験とは条件は違いますが、サーブの段取りや抜栓・デキャンタの技術に変わりありません。
試験対策とは別に「抜栓」「デキャンタ」「流れ」等、ご希望であればご覧いただきます。
ご来店前に申付け頂ければ、と思います。
ワインサーブが滞りなく出来る人が沢山育ってくれると嬉しいことです。
受験者の切磋琢磨を期待します。
さて、今日27日は(も)予約は少な目。
皆様のお越しをお待ちしています。
樋口誠