ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

こういうのを好みます。

2017年06月25日 01時56分26秒 | ワインの事
ワインの味わいのことではありません。
例えば…

先頃の「小さな企画」で使った赤ワイン二種。
一見して判る人は普段から、ワイン業界に一言持っている人なんだろうと思います。
そう、ボトルが素敵なんです。
(写真がやや上からなので上が大きく見えますが)
ボトルの側面が平行で「シュッと」しているのです。
それがどうした?という人も多いと思いますが、いわゆるニューワールドのワインやイタリア等でも見られる「デンとした」肩幅の広く上部が広がった「重いボトル」とは一線を画します。

確かにそういう(デンとした)ボトルの方が目立つかも知れませんが、この時代に重くて場所を取るボトルが必要でしょうか?
先般、FB上で同意件の友人を発見して「もっと私も言わなきゃ」と………

実際、ボルドー等の古い有名産地は「オーソドックスな」「シュッとした」ボトルで長年に渡り流通していて、私たちも「ボトルを変えればいいのに」など思ったこともありません。

梱包がでかくなり、運送時のCO2排出も増え、場所を喰い、セラー内でも綺麗に並ばない。
何一つ良いことの無いでかいボトル。

私は輸入元がそう言うワインを提示してきた場合、必ず嫌みのひとつも言わせてもらっています。
「生産者に普通のボトルに替えるよう進言すべきだ」と……

で、写真のような「シュッとした」ボトルのワインは大好きなのです。
因みに初春に開催したワシントン州のヘッジス社もそうでしたが、今回の2社も然り。

地球にも飲食店のセラーにもやさしい産地を応援したいな、と思います。
(やむなく大きなボトルを使うことはありますが……)

あ、写真のワイン、残り少し有ります。
お問い合わせ下さい。


樋口誠

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