ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

もう数えるほど・・・

2016年02月10日 01時51分55秒 | 食・レシピ
来週には15度以上の日が2,3日ありそうです。

冬から春に移り変わる楽しい時期でもありますが、美味しい冬の食材が遠ざかっていくシーズンでもあります。

地中からたっぷりの栄養と滋養を溜め込んだ冬の野菜。

ちょっと寂しい気もします。


しかし、春の食材も楽しいものですね。

「柔らかい」とか「優しい」とか・・・・

或いは「緑」とかが浮かんできます。


先日、引っ越しをして「しまった!!」と思ったことがあります。

それは通勤道中に公園などの「桜スポット」が見当たらないのです。

春を迎えるときの密かな?楽しみは日々刻々と姿を変える桜をペダルを漕ぎながら愛でる。

私が言うのも気持ち悪いかと思いますが(笑)、ウキウキするものです。

これから暫くは出勤経路を色々試しながら「スポット」を見つけられればいいなぁ・・・なんて思います。


で、店に出れば春の食材が徐々に揃っていくのを見る。

いい仕事です。


            樋口誠

長い一日でした。

2016年02月08日 23時55分51秒 | 日記
昨日はソムリエ協会の3期=6年ぶりの体制変換の年。


朝の理事会、総会、再度臨時理事会、関東支部でのセミナー2本、若手ソムリエの登竜門「スカラシップ」の本選、ソムリエ.ドヌール=名誉ソムリエの叙任式、懇親会と続く一日は長い一日です。

人によって作業量は違いますが、本業以外での休みですから「本当にご苦労様」です。


私はたいした作業量ではありませんでしたが、ホテルの乾燥した空気で喉はカラカラ。

お蔭さまで、これから明日の朝までぐっすりと眠れそうです。



って事で早めに就寝しますね!

おやすみなさい‼‼


           樋口誠


今日は・・・

2016年02月08日 02時18分16秒 | スケジュール
お休みを頂戴して東京に来ています。


ソムリエ協会の総会です。

今回は3期(6年)ぶりの新体制への移行のとしですので、新旧色々な人材が終結しての会議やイベントが目白押しなんです。

20時半過ぎにそむりえ亭をでて乗った新幹線には関西からのメンバーが「たまたま」乗り合わせ、ホテルにチェックインしてから今まで「会議」という名の居酒屋談義。

新しい時代に突入すべく、私も応援できるようにしたいなと思います。


9日は通常営業いたしますし、今のところお席も充分あります。

どうぞ宜しくお願いいたします。


          樋口誠

やっぱり・・・

2016年02月07日 00時26分09秒 | ちょっと休憩
「朝まで生テレビ」

私の仕事の時間なら帰ってからでもタイムリーに見ることができます。

昨日も見ました。

人によっては「大人げない」と嫌う人もいますが、私は好んで見ます。

少なくても私に調べられない資料を持って激論を交わす、というのは為になりますし、どちらが正しいかは二の次で「考え方」を示唆してくれます。

しかし昨日のはちょっと違っていて、それはそれで感銘を受けました。

パネラーが全員女性だったんですね。

司会の田原総一朗さんも熱くならない綺麗な進行で、右左かかわらず「前向き」

「男中心でやるより良いやんか」と見ていました。


そんな日の夜のそむりえ亭の営業は女医さんばかり22名の貸切営業。

これも男性中心の団体様と違い前向きに感じました。

つまり「上司の方向ばかり向いて気を使いすぎ」な感じがないんですね。

賑やかで「臆せず、モノを言う」感じは好ましく思いました


昔からそうだったかといえば、私の感覚では違います。

この10年でしょうか?

つまり社会が男性にゆだねていた部分を男性が受け止め切れていないのを女性が「摂理的に」役割分担しているのではなかろうか、と・・・・

世の男性はまだまだ勘違いしていますが、食べる量も飲む量も社会に対する感覚も女性の方が勝っています。

「勝ち負け」でいうのは正確ではないかもしれませんし、男ならではの部分もありますが、男性の男性たる部分が欠けてきているのは確かではないでしょうか?


今日7日も女性主体の予約です。

これまでは男性率の高いそむりえ亭。

新しい時代に進んでいます。


        樋口誠

今日と明日のスケジュール

2016年02月06日 02時09分10秒 | スケジュール
2月に入ってからは「あちゃ~」っていう落ち着いた営業です。

しかし、ありがたいことに今日6日と明日7日は忙しい予約状況です。

まず

今日6日は団体様の貸切です。

ワインメーカーズディナーなどの時もそうですが、団体様で精魂使い果たす予定ですので、終了次第閉店いたします。


明日7日は早い時間に「ほぼ満席」の予約です。

で、この日は私こと樋口が東京での協会総会出席のため20時半で営業を抜けます。

よって残った従業員に負担を掛けないように22時ラストオーダーとさせていただきます。


したがって20時半以降でお席が空きましたらご案内可能ですが私はおりませんのでご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。



             樋口誠

イベントについて

2016年02月05日 01時41分50秒 | ニュース
まさに「僭越」な話ですが、2012年から黒岩シェフ率いるル.クログループとチャリティイベントをさせていただいています。

①私とル.クロのシェフ達の絡みで5回

②私の男子ソムリエとル.クロの料理で2回

③女子ソムリエ(ソムリエール)とル.クロの料理で1回

計8回です。

いつもなら3月に①のイベントをするところですが私の引っ越しなどの理由で少し遅らせることになりました。

予定では年内に①②③すべてのイベントを開催したいな、と考えています。

美味しく、楽しく、「誰も損のない」イベントですのでチャリティ額=義援金額も小さなものかもしれませんが、続けることに意味があると考えています。

お客様からの会費から一割、楽しいオークションの売り上げ・・・

平均で12,3万円でしょうか?


ちゃんとした料理と、それに合わせたちゃんとしたワイン達。

それに皆さんにお土産となればいいな、ということでクイズで「何か得なもの」を競って頂いています。
(ちなみに前回のイベントでのクイズでの私からの賞品は5名以上でそむりえ亭にご来店の場合、シャンパンを一本サーベルで開けてプレゼントする、というものでした。その利用が7日にあったりします‼)


開催とそのスケジュールが決まりましたら、こことFB、ツイッターなどでご案内させていただきますので、どうぞ宜しくお願いいたしますね‼‼

         樋口誠

同業者の変遷

2016年02月04日 02時17分15秒 | ちょっと休憩
飲食業は純然たる「お客様」がメインであることは間違いないと思いますし、仮に同業者がいたとしても「それに頼る」ことなくやっていくものなのだろうと思います。

しかし、実際のところ同業者はありがたいセグメントでもあります。


さて私の場合ですが・・・

ホテル時代からフレンチ界の人やソムリエを目指す人が来たものです。

若干の「フレンチ以外」の方もいらっしゃいましたが「ソムリエを目指すことはない」と言い切れる人たちだったと思います。



昨日は若い和食の料理人が来ていて「今年、受験資格を得る予定なのでソムリエ試験を受けます」とのこと。

既にワインエキスパートは合格しています。

ここ数年の間にそむりえ亭に来た和食の職人さんで試験を受け、さらには合格した人は一体何人いるのか数えるのも大変な数です。

和食に限りません。

中華もイタリアンもバーテンダーも、です。


フランス料理屋でフランスワイン、イタリア料理やでイタリアワイン、スペイン料理にスパインワイン。

それはそれで仕方のないことですが、普段口にする料理にワインが登場してこそ裾野が広がるのは間違いありません。


そういう点では、表題の「同業者の変遷」は嬉しい限りです。


「和食にワインなんて」「日本酒があるじゃないか」的なご意見もあるかと思います。

しかしそれを言い出すとビールも排除するのか、ということにもなります。



輸入元の皆さんも、それを意識してかワインメーカーズディナーなどのイベントを和食や中華などを選んで、ワインメーカーの国の料理屋以外での啓蒙をしているのは大正解だなと思うのです。

あ、そむりえ亭でもやってくださいね‼ インポーターの皆さん‼‼


                  樋口誠

もともと苦手ですが・・・

2016年02月02日 23時52分37秒 | 日記
一昨日、昨日と役所回りでした。

一昨日は堺の区役所、昨日は大阪の中央区役所。

母と私の転出、転入届け、そして母の介護保険、高齢者医療の届けです。


それと引っ越しをすることで各所の変更届け。


いずれも自筆で書類を書き込まなければなりません。

もともと苦手ですが、これを書いているようにPCやスマホで勝手に変換してもらえて悪筆も隠せる現代の利器に慣れると・・・・

下手な字は更に汚くなるし、簡単な漢字が思い浮かばなかったり、です。


しかし、そういうことが脳を使っているわけですし、嫌がってばかりもいられませんね!


さて夜は母と近くの中華=知人の店=に出かけました。

91歳と一緒ですからガッツリとは食べれませんが、桂花陳酒をするすると母が飲み干したのには驚きました。

ま、帰りの道でふらついていましたけどね(笑)


さ、今日も頑張ります!


               樋口誠

色々なものが便利になりました

2016年02月02日 02時23分43秒 | ちょっと休憩
今回、22年ぶりの引っ越しをして「進歩」に驚き便利さを享受している9日目。


例えばガスコンロは空焚き防止の機能がついていて91歳の母が誤ってガスを使っても「ほぼ安全」ですし、「昔ながらの給湯器」は無くても台所の流しも洗面台も風呂も湯がでます。

照明器具もリモコンが主流なんですね。
座ったまま、或いは布団に入ってから消灯、店頭ができます。

トイレの温水便座も高級飲食店で見かけた自動開閉する便座も当たり前!!

風呂は追い炊きが出来ないタイプですが母が一人の時には、むしろ有難いシステムです。


洗面台も風呂もシャワーが2ウェイになっていますし・・・・


あ、22年も同じところで住んだ私だけの驚きなんでしょうね(汗)


しかし、昔、何もかも手動=冷房は内輪、洗濯機の脱水は手で回すローラー、ガスの日もマッチ、新しくて着火マン。

トイレは汲み取りでしたし、ほんとに幼児期の風呂は薪だったことを考えると人の退化も進みますね。

「それを退化という必要はない」といわれる方もいらっしゃるでしょうが・・・・


例えば飲食業での洗い物は洗浄機の普及で手洗いは減りましたが、洗浄機が故障すると若い人はおどおどして手洗いを思いつかなくなっています。
少なくともファストフード以外の飲食サービスは機械化されないようにしないと存在できなくなります。

「便利な利器」に任せられるところは任せながら、それら無しでもやっていける地力と、替えるものがないサーブを身に着けたいものです。


        樋口誠

「このワインはいつ飲む?」

2016年02月01日 02時28分48秒 | ワインの事
何度も書いていますが「ワインの飲み頃」について悩んでいる方がいらっしゃいまして、私の見解を話した昨日の営業です。


結論から言いますと「ワインはいつ飲んでも良い」「飲み頃は飲みたい時が飲み頃」ということです。


「え。ロマネコンティでも?」って方もいらっしゃるでしょう。或いは「シャトーラトゥールも?」もある筈です。

実際のところ有名な評論家が「2020年から2030年」とか「2050年以降に飲むべし」とか書いています。

しかし彼らは「やっぱりソムリエではないな」と私は思います。

例えばロマネコンティ社のワインは意外と若いうちのほうが香りの爆発力がありますし、ヴィネガーや魚卵を使った料理には若いタンニンがあったほうが美味しく感じるのです。

これはそむりえ亭で実感していただいたお客様も多いと思います。

評論家のように「ワインだけで評価」する人は何かを食べたときに起きる現実を知りません。

いや、あまり真剣に考えていません。


そういう私も評論家の意見は頼りにします。

「自分以外の見解」を聞けるからです。

しかし、その運用は別の話。

若いワインは若いなりに、熟成したワインはそれなりに美味しく頂けます。

非常に高価なワインは「全開の状態」で飲みたいという気持ちはわかりますし、私もそうすることがあります。

でも「今、飲みたい」と思ったら、おいしい方法を考えましょう!!

いつでも相談に乗りますよ。


               樋口誠