ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

「ちょっと寂しい」ご連絡と「まあまあ嬉しい」ご連絡

2023年09月14日 01時00分00秒 | スケジュールとニュース
先ず今日14日(木)はお休みです。

そして同時に・・・「ちょっと寂しい」ご連絡です。
既報のように竹中さんが今日から入院
恐らく29日(金)のお休みまでは出勤できないかと思います。
その間、18日(月)24日(日)にお休みがありますので、計12営業日は彼がいません。
よって多くの日がキッチン坂本君とホール樋口(私)のみの営業です故、ご予約(入客)をコントロールさせてください。
一組当たりの人数、組数、お時間にもよりますが、おおよそ10名程度で止めさせていただきます
昨年12月の経験からの措置です。
どうぞご理解頂けますようにお願いいたします。

しか~し、「まあまあええ」ご連絡が追いかけてきました。
その12営業日の内の7日間は「頼もしい助っ人」が入ります。
つまり予約コントロールを緩めることができる日がある、と言う事です。
15日(金)、16日(土)、17日(日)、23日(土)と貸切予定の22日(金)、27日(水)、28日(木)の計7日。(もう少し増えるかも、です)
貸切予定の3日間(赤字)に関しては一般営業は致しませんが、他の4日間(青字)(+アルファ)に関しては是非助っ人の顔を見にお越しください。
お二人が交代で入られますが、いずれも多くのお客様にとって「お馴染み」の(はず)の人
誰がどの日に来るか?を明かしてしまって「どちらかに偏る」と片方が拗ねますので、下の名のイニシャルだけ記しておきましょう。
「S」さんと「K」さん、です。

また・・・
28日(木)の「ベルターニ社ワインメーカーズディナー」は満席の目途が立ちました。ありがとうございます。
22日(金)の「ウニコの会」まだ空いておりますので、どうぞご検討くださいまし。

悲喜こもごもなご案内、どうぞ宜しくお願いいたします。


          樋口誠

半月も経たないのに「アレ」です。

2023年09月13日 00時18分12秒 | 「ブログ見たでえ‼」
今月1日に「アレ」=「ブログ見たでえ‼」をいたしましたが、まだ半月も経たない今日13日(水)も予約ゼロ。

よって「’ブログ見たでえ‼」を発動します。

今日のお得は・・・
1:コース(ワイン6杯付)→1,800円引き=一杯辺り300円引き

2:コース後追加ワイン→一杯辺り400円引き

3:2次会使いのワイン→一杯辺り300円引き

4:食後酒(ブランデー、甘口ワイン)→一杯辺り500円引き

メニューは15日迄殆ど同じですが、メインとデザートは変りました。
合わせるワインはほぼ入れ替わりをしています。

1日に来られた方も「それなりに」お楽しみいただけるかと思います。

どうぞ遠慮なく「ブログ見たでえ‼」と囁いてお得にお過ごしください。

ご来店時、お電話、SNSのメッセージ機能のいずれでも大丈夫です。

お待ちしています。


           樋口誠

「2つのワイン会のご案内」リマインド

2023年09月12日 01時15分55秒 | ニュース
半月前に最初のご案内をいたしました「2つのワイン会」

流石に6日間のうちに2度、という事で集客が分かれています。

それぞれ素晴らしいワインが登場いたしますので是非ご検討ください。

1:「ウニコ」の会
  9月22日(金)19時~
  お一人様22,000円(税込)
  「ヴェガシシリア・ウニコ2008マグナム」をコースのメインに据えます。
  スペインの至宝をこの機会に是非お楽しみください。


2:「ベルターニ社ワインメーカーズディナー」
  9月28日(木)19時~
  お一人様17,000円(税込)
  「アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ2012」を含む6種。
  メーカーの話を伺いながらお楽しみいただきます。


どうぞご検討の程、宜しくお願いいたします。


             樋口誠

澱も味のうち

2023年09月11日 00時29分49秒 | ワインの事
ワインに沈殿する澱。

長く熟成を経たものや、未濾過のワインには澱があります。

ボルドーの赤ワインが熟成して出来る澱は口の中でザラザラしますので、昔からデキャンタをする習慣になっています。

それに比してブルゴーニュの澱などはふわふわしていることが多く、あまり気にならないかもしれません。

さて、問題は若いのに澱が多いワイン。

日本のワインでそこそこ見かけられます。

ここで表題の「澱も味のうち」という言葉を使いたいと思います。

フランス・ロワール地方のミュスカデやシャンパン等でも「澱=酵母接触」で旨味が増幅することは知られていますので、経済的な理由で早めに出荷するワインには「濾過をしないで澱を残す」のは「アリ」だと思うのです。

過去にも書いていますが、数か月単位で大きく旨味が増していることが確認できます。

「いやいや、もっと早く飲んでほしい」と生産者が思うものは澱引きすればいいと思いますし、「数本買って時間差で飲んでね」的なワインは「澱も味のうち」なのですね。

お一人で飲むときはそのままでもよし、大人数で分けるときは軽いデキャンタをすればいいでしょう。

もし、機会があればやってみてください。

ちなみに「澱との接触」は3~4年位までが目安かな?と思います。


さて今日11日はカウンター2席とテーブル一卓の空き。

お待ちしています。

     樋口誠

「にわか」も大事です。

2023年09月10日 00時55分46秒 | ちょっと休憩
なにか大きな大会があると、コアなファンから「あいつらにわかファンやから」とか「にわかのくせに知ったかぶりするな」等と揶揄されます。

しかし、どの分野でも殆どの人は「にわか」から入っていっているはずで「最初からプロ級」なんていう人はいないものです。

さて・・・

先日から行われている「バスケットボールワールドカップ」

日本が登場している間はマスコミも盛大に取り上げていましたし、日本選手をスタジオに呼んでいたりもしていましたが、まだ準決勝が終わって、決勝はこれから、というのに、そちらは殆ど取り上げられていません。

サッカーワールドカップは流石に日本以外の放送もしっかりしています。

しかし、試合の放映だけでなくニュースでの取り扱いも私の眼には入ってきません。(BSでの放送と決勝の放送はあるようです)

サッカーなどと同じという訳にはいかないのでしょうか?

そこで「にわか」をつかまえてこその発展なのに・・・と思うと残念でなりません。

あ、私はバスケットボールファンではありませんが・・・


さて今日10日もゆったり空いています。

お待ちしています。


           樋口誠

道具による温度変化

2023年09月09日 00時45分10秒 | サービス
ワインの温度管理はソムリエとして重要な仕事です。

ソムリエでなく愛好家でも気にしなければいけません。

仮にワインセラーで「丁度いい温度」に設定していても、グラスやデキャンタに入れることで温度上昇は起こりますし、時間経過でも上がっていきます。

その点を考慮していたとして、道具による温度変化の「差」は意外に気にしていない人も多いようです。

例えば小さな細めのグラスでは温度上昇は少なく、中でも底の部分が円錐状のものはより小さな変化。

大きなグラスで太めのものは外気接触部分が大きくなるわけですから上昇しやすく、底が平らなものは更に加速度的に上がります。

デキャンタも同様。

細長いのは上がりにくく、「ウルトラデキャンタ」と呼ばれるような「カーリングのストーン」のような形状のものは早く上昇するのです。

「温度が上がりやすいから最初の温度を低めで」とすると、最初が冷たすぎることもありますので、若干の工夫は必要です。

ヨーロッパのような低湿度のところでは大丈夫かもしれませんが、今夏の日本の様に室内温度も湿度も高い時期は特にそうです。

それ以外の要因ですと、エアコンの近くや大人数が店内にいるときも上がりやすいですですね。

先日「ウニコ」の投稿で「オーナーのアルヴァレスさんと食事した」と書きましたが、その時のソムリエもデキャンタしたものを氷の入ったワインクーラーで調整していました。

ちなみに冬はエアコンの風が当たるところでは「室内は寒いのに温度が上がった」となります。

「めんどいなあ」と言わずに(高価なワインの場合は)スポーツ感覚で温度調整に励んでください。
(ピッタリ〇〇度でなければならないという事ではありません)

あ、これは一本を大人数で開ける場合は関係ありませんね。


さて今日9日は土曜日。

忙しくなればいいのですが、まだまだ空いています。

お待ちしています。


           樋口誠

何点か・・・

2023年09月08日 00時37分02秒 | スケジュールとニュース
何点か、ご連絡です。

1:竹中さんが入院すると予告しておりましたが、「14日から約2週間」となりました。28日以降の復帰です。
その間、数日はヘルプの方に来ていただけそうですので、少しほっとしています。
  
2:既報の事ですが、22日に「まあまあええワイン」、27日はお客様の団体、28日は「ワインメーカーズディナー」と貸切の日が月下旬に3度もあります。
お出掛け予定の方にはご不便をおかけします。

3:10月はまだ企画ものやメーカーズディナー的なものは入っておりません。
  もしアイデアやご希望がありましたら遠慮なくご提案ください。
  (実現の可否はお約束できませんが)

4:今月これからのお休みは14日(木)、18日(月)、24日(日)、29日(金)
お出掛けのご参考になさってください。

5:4月あまりにも突然に天に召された湊本雅和さん。
昨日は彼を送る「献杯の儀」
彼の職場「神戸酒心館」で行われました。
故人と親しかった、或いは仕事上で太くつながっていた多くの方が駆け付け・・・
年齢のなせる業か、皆さん故人を肴に「同窓会」の様に語っていました。


さて今日8日もお席は沢山あります。

お待ちしています。


             樋口誠

22日の「ウニコ」について

2023年09月07日 00時43分55秒 | ワインの事
なにしろ22日、28日と「たった6日間隔」でワイン会をするものですから、お客様も右往左往されているとおっしゃられています。

申し訳ありません。

今日は、先に開催する「まあまあええワインの会」で使用する「ウニコ」←(赤字はリンク)について少し解説させていただきます。

正式には「ボデガス イ ヴィニェドス ヴェガシシリア社」の「 ウニコ」です。

シシリアと名前に入るものですから「イタリアか?」と勘違いされる方もいらっしゃいます。

スペインの至宝。

リベラ デル デュエロというエリアで「テンプラニーリョ種(現地ではティントフィノ種という)」に少しの「カベルネソーヴィニヨン」を合わせ木樽発酵、木樽熟成(͡小樽、大樽、新樽、古樽すべて使用)。

特筆すべきはその熟成期間で、樽で6年、瓶熟4年を経て出荷されます。

結局10年の待機時間があるわけです。

以前は10年の樽熟でしたが、短縮しても6年。

長く木樽に入れることはリスクと経済的な事を考えるとなかなか出来ることではありませんし、高価なボルドーワイン等でも「長くて3年まで」です。

余程の自信ですね。

ご当主アルヴァレスさんとお食事をした時に「以前の10年樽熟は長すぎた」と茶目っ気たっぷりにおっしゃっていました。

今回使用するのは2008年のマグナムボトル。

15年の時を経て良い感じ、の筈。

「力強さ」「優美さ」「複雑さ」「芳香」etc、グランヴァンの要素をお楽しみ頂けるものと確信しています。

当日は14名様で分け合っていただきます。

(上の行はリンク)

この機会にどうぞお試しください。


           樋口誠

今現在のグラスワイン

2023年09月06日 00時27分34秒 | ワインの事
9月6日現在のグラスワインの産地は凡そ下記の通りです。

・フランス
 ボルドー、ブルゴーニュ、ロワール、シャンパーニュ、アルザス、南西地方
 ボジョレ、ローヌ

・イタリア
 ウンブリア、カンパーニャ、サルデーニャ

・スペイン
 リベラ デル デュエロ

・ポルトガル
 ドウロ

・オーストリア
 ヴァーグラム

・ハンガリー
 トカイ

・アメリカ
 ナパヴァレー、サンタバーバラ、ワラワラ

・日本
 山梨、山形(徳島で醸造)

これらはコースのペアリングを主に二次会使いなどで登場します。

数日内に何種かは入れ替わりそうですが、まあ、常にこれ位の種類は開いていると思っていただいて結構です。

お食事の方にも、お勉強されている方にも面白いラインアップですのでお試しください。


さて今日も一組のみのご予約、明日7日はお休みです。

どうぞ宜しくお願いいたします。

    
         樋口誠

腕組み

2023年09月05日 01時10分28秒 | ちょっと休憩
以前からホテルマンの大先輩や著名ソムリエ等も繰り返し言っていることがあります。勿論、私もココに書いています。

腕組みポーズの写真についてです。

「拒否」「威圧」「闘い」のポーズ。

色々な業種の方のプロフィール写真に使われていますが、何故なんでしょうか?

という私も30年以上前に勤務先HP用にプロに撮ってもらいまして、カメラマンに幾多のポーズを要求された中に「腕組み」もありました。

流れの中で「ついついしてしまった」ことを後悔しています。
(私の希望で使われませんでしたが・・・)

こんな記事がありますのでご覧ください。



 
先日もある媒体のカメラマンに要求されましたがお断りしました。
「このポーズの意味を知っていますか?」と聞いてみたら「いや知りません。なんか定番だし・・・」という返答。

そのカメラマンが、その後どうしているかは知りませんが、被写体になる人も含め一考願いたいものです。


さて今日明日ともにご予約は少なめ、明後日7日はお休みを頂戴します。
7日は4月に亡くなった旧友の献杯に行くためです。

その後は13日迄連続営業、14日に休みます。

どうぞ宜しくお願いいたします。


           樋口誠