「ルドルフとイッパイアッテナ」 を旦那と観に行った。
子どもじみたこの映画を選んだのは・・・ この原作本に子育ての時に出会ったからだ。
本は値段が高い。
特に子ども用の本はどんなに買ってやりたくても、そうそう手がでるものではなかった。
だから、図書館に通った。
借りるのもそうだが、図書整理時期に行われる蔵書本の無償譲渡にも毎年通った。
子どものカードもフルに利用して20冊30冊ともらって帰ってきた。
その中の一冊が
今でもとってあるこの本だった。
面白かった。
もうぼろぼろで裏表紙も取れかけたこの本を子どもたちと争って読んだ。
何度も何度も、
だから、このたび映画化されると聞いた旦那が「観に行かなくっちゃ」と言い出した時、
布団の中で、子どもを膝に置いて、読んだあの時間がよみがえってきて、
「行く行く!」と返事をし、
晴れた日に爺さんと婆さんが並んで子ども映画に出かける次第となった。
出てくる猫たちが、犬のように走りまわるのはちょっと?だったが、
映画、結構面白かった。
旦那がいいやつだなあと思うのは、こういう映画も真剣に観るところ、
最後のほうでルドルフとイッパイアッテナが再会したら、何か隣に座る旦那の様子がおかしい・・・
そっとうかがったら、号泣してやんの!!
いいやつだなあ…いろんな思いが錯綜したんだろう?
私たちの子育て、いろいろあったから、いろいろな危機を乗り越えて、
お互いいろいろ我慢して、よく続いて、そして並んで子ども映画観てるんだなあ~
それはうれし涙があふれちゃっても仕方がない!!
朝一番に観に行って、時間がたっぷりあったが、
「帰るべ」
いつも通りのこと・・・どこか行こうと言ったら、びっくりしちゃうだろう!?
当然いつものように往復は健康のために徒歩!
台風一過で天気はよすぎるほど、渡った豊平川は水かさが増していた。
そしてとってもとっても蒸し暑いのに、
ナナカマドはもうたわわに実をつけていた。
冬支度が始まっているのだなあ・・・