我が家に来てくれていたニャンコ
愛想の悪いところが似ているから〝ちち〟と呼んでいたのが、
娘が〝みぎ〟と呼び出し、
雪が降った頃は、雪の上に足跡があったらしい、
それから見てない…らしい、
どうしたのかな?
なんかあったかな?
どこかのおうちに入ったかな?
姉ちゃんを知っている猫、
ついにその日がきたのかな?
会いたいなあ、
待ってる
いつでもおいで、楽しみにしてる!

本棚の整理を始めている
古い本は黄ばんでほこりにまみれ、活字も小さいものが多い
処分するにしても、もう一度読みたいと思う本もあり、なかなかはかどらない
若い頃は読んだ本すべてを手元に残したいと思っていたなあ…
残る時間でどれだけ読めるだろうと考える今、
手にもてるだけの大事な本というのがあると感じている
通り過ぎていく本と、人生の終わるその日まで手元に置く本
まだまだ選べないから、私にはまだまだ読むべき本がたくさんあると感じている
3月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:3549
ナイス数:71バァバちゃんの土地 (新潮文庫)の感想
再読 植物は、その植物の育った土地と同じような環境を整えればよく育つという作家の庭いじりの極意が、バァバちゃんという自分の育ての親との土いじりの中で、自分を育んでくれた環境の中において自分を豊かにしていくそれになぞらえているように感じた。 バァバちゃんの土地とは、曽野綾子が育った場所のことを言っていると、ようやく今回の再読で感じ取った。私自身この頃眼科にお世話になるようになってきて、そういう身に染みる体験も理解を深めたのかもしれない。
読了日:03月27日 著者:曽野 綾子雪の進軍 (講談社文庫)の感想
文章が太い。どのエピソードも筆者の独特の考え方で紡ぎだされている。政治的傾向だとか、時に苦笑したくなる頁もあるが、どの話題も、裏打ちされた理論や独特の感性がきっちりと感じられた。古典を読み、歴史を学び、その上で物語を書くという昔ながらの作家の在り方が良い悪いではなく、一つの品位を感じさせる。学友とのどちらがゲーテかシラーかの論争は、情報が有り余るほどの現代でも、なかなか聞かれなくなった大いなる夢を感じるものだった。
読了日:03月22日 著者:阿川 弘之帰郷の感想
“戦争”という国の施策に動かされ、直面する現実に向き合うのは己一人“個人”でしかない…あまりに切ない物語が描き出されていた。「不寝番」「無言歌」に感涙。ラジオ劇で演じてくれたら…と思う。こういう時代を生き抜いた世代が強いのは当然だと思うが、そういう強い世代が二度と現れないあり方がいいに決まっている!
読了日:03月21日 著者:浅田 次郎日本史100人のカルテの感想
結構激動の人生を歩んだ人たちなのに、そこそこ生きしているんだと驚いた。暗殺や、切腹も、きちんと死因を特定していて笑えた!
読了日:03月20日 著者:図解 化学の話の感想
なんでも、すべてが化学なんだ⁈…勉強は日常生活にあるんだ…と、面白かった。
読了日:03月20日 著者:大宮 信光お子様業界物語 (新潮文庫)の感想
本棚の奥から出てきた。再読なのだろうか?ページをめくっても思い出さなかった。サンリオや、お受験、といった子どもをめぐることをテーマにつづられている。読んでいてあまり違和感を感じなかったので、当時と状況はあまり変化していないのだなあと妙に感心してしまった。私は「ぶーふーうー」で育ち、子育ては「じゃじゃまる・ぴっころ・ぽろり」だったので、あるあると思いながら楽しく読み進んだ。
読了日:03月19日 著者:泉 麻人きのう、きょう、あした。の感想
自分を律してすごす…憧れです!
読了日:03月19日 著者:つばた 英子,つばた しゅういち世界の絶景道路 ([テキスト])の感想
道は人が作るもので、人のいる場所までつづいているんだなあ…いろいろな絶景の中にある道や橋、凄いや、人も、自然も、頁を捲りながら手に汗握ってしまった!
読了日:03月19日 著者:父と私 (B&Tブックス)の感想
当時は、田中角栄って人のこと良く思っていたなかったが、この頃の政治家をみていると、こんなに魅力的な政治家って今は見当たらないなあと思う。真紀子さんもそのキャラクターはものすごい感じがするが、きちんと自分を見極めている人なんだなあと思った。
読了日:03月17日 著者:田中 眞紀子パリのすてきなおじさんの感想
なかなか読み応えのある本だった。昔妹尾河童さんの旅日記を初めて見た時の驚きと似たような感想を持った。
読了日:03月15日 著者:金井 真紀ちっちゃなかみさん (角川文庫)の感想
近代を舞台にしたものよりも、登場人物が多彩で魅力的で、生き生きと動いているように感じた。働き者も、怠け者も、根性曲がったのも、存在感があって楽しかった。
読了日:03月15日 著者:平岩 弓枝世界の美しいトカゲの感想
この「世界の美しい…」シリーズ面白い。こんなトカゲがいるのかと次々頁を捲ってしまった。
読了日:03月13日 著者:世界の美しいきのこの感想
なんともきれいなきのこの世界に魅了された。まるでアニメのような…そして、森の空気や湿気やいろいろが感じられた。
読了日:03月13日 著者:小さくとも命の花は (文春文庫)の感想
なんとも世代を感じた本だった。“おしん”に代表される耐えてなんでもこなす女性像というのは、このころの理想像だったのだろうか?長男、次男の関係や、今に通じる問題もあるけれど、こと生きざまとしての女性に「古いんじゃない?」という感想が沸き上がるのを止められなかった。でも、古い時代の物語としてとらえれば、この本はとても面白かった。しかし1000グラム無い未熟児を湯たんぽを入れた段ボールに寝かせ保温してしのごうって、昔はやっぱり荒っぽいなあ…よく育ったものだと赤ん坊の生命力に脱帽する。
読了日:03月10日 著者:平岩 弓枝日本のおんな (新潮文庫)の感想
どの主人公も、現代の女性と比べると骨太のゆったりとしたものを感じた。こういう女性、なかなか見ることがなくなっているように思う。この本もある意味、当時の時代をうつした“時代小説”と呼べるのかもしれない。「江戸紫の女」や「藍の女」に出てくる、気持ちいほど嫁いびり、娘いびりにたけたその親世代の女性が、主人公たちに勝って光り輝いているのもこの時代の成したものなのだろう。
読了日:03月09日 著者:平岩 弓枝家栽の人 文庫版 コミック 1-10巻セット (小学館文庫)の感想
なかなか読み応えがあった。一話完結で最後まで行くのかと思ったら、最後の話は壮大なストーリーだった。
読了日:03月08日 著者:
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