つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

男なら床屋だろ!

2018年06月02日 | 徒然に、

写メを撮ればよかったのだが、

自分の中に起こったもやもやに気を取られ、旦那に注意を向けることしかできなかった

道すがらにあった床屋さんののぼり旗に大きく書かれた文字

「男なら床屋だろ!」

それだけが大きく書かれた旗だった

どこがどうとは言えないがもやもやと不快感を抱き、気になった…

それがどういうことなのか、何なのか考え始めた

 

この旗はおそらく美容院に流れる男性客に向けてアピールしているんだろうけれど、

男は床屋…  では、女は美容室と決まっているのか?

それって、なんだか根底に男女差別を感じないか……?

それがもやもやの種かな?

性差があるので更衣室などを分ける、区別は必要ですが、

髪を切るのに床屋か美容室かという区別は必要だろうか?

否、私のママ友の一人は、時間がかからないからとずっと理容室を愛用している

子どものころ床屋さんに通った記憶のある女性は結構いるのではないか?

かくいう私も覚えがあるし、病気治療で脱毛してしまった時は旦那の行きつけの床屋さんに頼んで丸刈りにしてもらった

理容室に行くのは圧倒的に男性が多いのだろう…でも、髪を切りに行くのは誰でもいいはずなのに、

そこをあえて“男”とあげてしまう

悪気のない、なあんにも意識のない、あえて言えば自分は差別意識はないと言い切ってしまうだろう人たち

こういう善意の思い込みの、こういう差別が一番厄介なように感じます

 

物事を過大に感じ取りすぎているのかとも危惧するが、

この国の政治家も、役人も、マスコミも、

自分はまっとうだ、差別はないと思い込んでいる人が結構いるようだ

うちの旦那もこの手の端くれで、何かの拍子にああこの人も差別があるんだと感じることがある

小さな違和感をほっておくのではなく、こんなことからも差別を感じるのですよと

それを言うことは本当は大事な行動なのかもしれない

次に続く若い世代が、もっともっと平然と生きていけるようにできればと思います

 

旦那が教えてくれたキング牧師の言葉を最後にここに紹介する

 

「最大の悲劇は善意の人々の沈黙である」。

運動を通じてキング牧師が実感したのは、悪意のある反対者より、

善意の人たちの沈黙が社会の前進を止めているということだった。

                  黒﨑真「「非暴力」という抵抗――キング牧師の戦い」

 

 

 

 

コメント (2)
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5月の本

2018年06月02日 | 本・・・

活字を追うことがなかなか続かず、

それでも本を読みたいという欲求には耐えられず結果、

絵本や写真集が多くなった。

でも、楽しい本が多かった。

 

 

5月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:2668
ナイス数:43

禁断の魔術 (文春文庫)禁断の魔術 (文春文庫)感想
読んだことあるなあ、と思いながら頁を捲った。読書メーターで確認、テレビの印象が強すぎて本を読んだ記憶が抜けてしまったようだ。
読了日:05月31日 著者:東野 圭吾
ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)感想
次の犬の友達にも言い続けるというのに、ぐっと来てしまった。ペット…その在り方、いろいろ感じさせられた絵本だった。絵の魅力も大きい。
読了日:05月29日 著者:ハンス ウィルヘルム
札幌周辺 大人の日帰り旅 (JTBのムック)札幌周辺 大人の日帰り旅 (JTBのムック)
読了日:05月28日 著者:
タウシュベツ川橋梁タウシュベツ川橋梁感想
朽ち果てていくもの…凛とした佇まい。なんと言葉にしたらよいのだろう…?
読了日:05月28日 著者:岩崎 量示
のら猫拳のら猫拳感想
面白い!よくこういう場面にカメラを向けていたと感心する。撮影した日付、場所などがわかると、もっと物語が広がるように思う。
読了日:05月28日 著者:アクセント
世界のねこみち世界のねこみち感想
岩合さんの写真は、猫が映っているけれど、そこにはそこに住む人も感じられて、やっぱりすごいや!
読了日:05月28日 著者:岩合光昭
しまい忘れた猫しまい忘れた猫感想
時折見かけるけれど、猫ってこんなにしまい忘れるんですね!あはは
読了日:05月28日 著者:
世界を救うパンの缶詰世界を救うパンの缶詰感想
缶詰めのパン…いいものができたと、非常用袋に入れてある。そうか、こんな物語があったんだ!
読了日:05月28日 著者:菅聖子
あめのひ (児童書)あめのひ (児童書)感想
すごい!雨の日の接し方…雨の日の空気…おじいさんと子どもの付き合い…どれもこれもうずうず、ドキドキしながら頁を捲った。
読了日:05月28日 著者:サム アッシャー
新装版 霧の果て―神谷玄次郎捕物控 (文春文庫)新装版 霧の果て―神谷玄次郎捕物控 (文春文庫)感想
再読 藤沢周平の作品には切なくなるものが数多くあるが、これはちょっと趣向が違う。少し歪んでしまった人生を、なんとかだましだまし生き抜こうとする主人公に魅力を感じる。
読了日:05月27日 著者:藤沢 周平
岳人 2018年 06 月号 [雑誌]岳人 2018年 06 月号 [雑誌]感想
パワースポットと表紙にあって手に取った。面白かった。
読了日:05月21日 著者:
シティ・マラソンズ (文春文庫)シティ・マラソンズ (文春文庫)感想
一握りのエリートの話ではないが、走ることに挑戦する人たちの物語。勝負けではない何かが心地よかった。
読了日:05月20日 著者:三浦 しをん,近藤 史恵,あさの あつこ
おかあさんはねおかあさんはね感想
本屋で立ち読み…私はこういう思いを持ち続けて子育てをしただろうか?今はどうだろうか?そう感じていてほしいと我が子たちに思っている。
読了日:05月15日 著者:エイミー・クラウス・ローゼンタール
うんちっちうんちっち
読了日:05月15日 著者:ステファニー ブレイク
かべのむこうになにがある?かべのむこうになにがある?感想
これは、素敵な物語だった。壁のむこうに何があるのか?壁ってなんだろう?最後の頁にぐときた。
読了日:05月15日 著者:ブリッタ・テッケントラップ
三屋清左衛門残日録 (文春文庫)三屋清左衛門残日録 (文春文庫)
読了日:05月11日 著者:藤沢 周平
田舎の紳士服店のモデルの妻 (文春文庫)田舎の紳士服店のモデルの妻 (文春文庫)感想
井の中の蛙大海を知らず…価値観というものが人それぞれであるから、都会で暮らす人の尺度がすべてではないということに賛成!どちらの暮らしをするにしろ、隣の芝生と比べるものではないということ…かな?しかし、この旦那、ありえないほど恵まれていることに気が付いているのかな?
読了日:05月08日 著者:宮下 奈都
地図で楽しむすごい北海道地図で楽しむすごい北海道感想
へええ、へええ、と次々と頁を捲った。都会に住む人よりも、地方で農業や漁業についている人の方が税金をたくさん納めているって、ちょっと驚きだった。
読了日:05月07日 著者:都道府県研究会
岩合光昭の世界ネコ歩き2岩合光昭の世界ネコ歩き2
読了日:05月07日 著者:岩合光昭

読書メーター

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