図書館でお仕事をさせていただいているおかげで出会った本が何冊かあります
自分で探しに行ったら出会うことはなかったろうなあと思います
この出会いの感覚が本を読む醍醐味だと感じています
11月の読書メーター
読んだ本の数:30
読んだページ数:3292
ナイス数:241
とりあえずごめんなさいの感想
「とりあえずありがとう」の最後に「とりあえずごめんなさいもあるよ」と書いてあったので探してみた 微妙なごめんなさいがあって、こちらのとりあえずには賛同しかねてしまった とりあえずという言葉って快不快があると思った
読了日:11月28日 著者:五味 太郎
幼い子は微笑む (講談社の創作絵本)の感想
「最初の質問」につながる一冊という 言葉がずんずんと近寄ってくる 良い本だと思う
読了日:11月28日 著者:長田 弘,いせ ひでこ
最初の質問 (講談社の創作絵本)の感想
いせひでこの名前にひかれて手に取った 詩が素晴らしい つけられた絵が饒舌すぎるようにも感じたが、書かれた言葉の重さがすごすぎて、絵が気持ちのさざ波を吸い取ってくれるように感じた
読了日:11月28日 著者:長田 弘,いせ ひでこ
とりあえずありがとうの感想
「ありがとう」にはいろいろなありがとうがあるんだと再認識 「とりあえず」とつけるといろいろ考えるが、こういう時、こんな時にもありがとうと言おう 気持ちはあとからついてくると言っているように私はつかまえた
読了日:11月28日 著者:五味 太郎
おとなになれなかった弟たちに…の感想
米倉斉加年の語り口が聞こえるような一冊だった 切ないなあ…ミルクがなくて餓死した子も わかっていて乳飲み子のミルクを盗み飲みした子も、どちらの子どもも守りたかった母親も、戦争はいかんです
読了日:11月28日 著者:米倉 斉加年
トンネルの向こうに (児童単行本)の感想
助けた命の重さ…物語のように語られたが、ヒットラーを助けたかもしれないということに苦しんだビリーの思い 暗闇を怖がる少年に、その後に続く世界に、モーパーゴはしっかりと伝えたと思う
読了日:11月27日 著者:マイケル モーパーゴ
あらまっ!の感想
このおばあちゃんはスーパーマンだ!もうなんでも解決しちゃう!これ読み聞かせで子どもたちと読んだら楽しいだろうなあ おばあちゃんが「あらまっ!」というたび湧きあがりそうだ
読了日:11月27日 著者:ケイト ラム
ベーコン わすれちゃ だめよ! (世界の絵本)の感想
メモを書いて持っていけばいいのに!と変わっていく買い物リストにお尻がムズムズした 大好きな「やまかし村」にもこういう場面がある あれもどうしても忘れるものがあったなあと楽しく思い出した
読了日:11月27日 著者:パット・ハッチンス
わたしの ペットは まんまるいし (ポプラせかいの絵本)の感想
信ずれば通じたんですねえ…最高の出来事!大人の理屈をまっとうに返した こういうある意味奇跡が、頑張る子どもすべてにあるといいなあ
読了日:11月27日 著者:スティーブン・W. マーティン
とりあえずまちましょうの感想
ほおお、そうだよなあ、日々、随分と待っているんだな
読了日:11月27日 著者:五味 太郎
なんでもモッテルさんの感想
お金で買えるものは何でも持ってるけれど、足りないものがあった…両方手に入れることってないのかなあと、どちらもそこそこの私は、欲張りな思いがあふれてしまった
読了日:11月27日 著者:竹下 文子
家康、江戸を建てるの感想
技術が足りない中、小判を作り、川を曲げ、巨石を運び、漆喰を集めた…徳川家康恐るべし、家康の恐ろしいのはこういうことを長寿だった人生の終わりのほうでやっているということ…それぞれの章立てで主人公は違ったが、陰にいる大御所様の意志のすごさが伝わってくる 職人が建てた江戸城だが、それには信念を持つ人がいないとならないんだと改めて思った
読了日:11月27日 著者:門井 慶喜
草取りにワザあり!: 庭・畑・空き地、場所に応じて楽しく雑草管理の感想
草木を育てるのは得手でないが 草むしりが好きです 好きが高じて近所の人の庭も求められるまま好き勝手に草を抜いている やってはいけないことがあるのかとこの本を見て手が伸びた 草むしり大好き人間としては論理的にいろいろ説明してあってうれしくなっている 参考にしてより良い草むしりをしたいと思う
読了日:11月21日 著者:西尾 剛
クリスマスローズ:この1冊を読めば原種、交雑種、栽培などすべてがわかる (ガーデンライフシリーズ)の感想
クリスマスローズの苗をいくつか庭や玄関先に植えた 育ちの良いものと、それほどでもないものがあり、どうしてなのかと思い手に取った たくさん種類があるのに驚いた 原産地の雪の中に咲く姿がとても美しい
読了日:11月21日 著者:横山 直樹
ミントのチカラの感想
夫が庭の片隅にミントの苗を植えた まだまだ収穫には程遠いが、先の楽しみに手に取った たくさんのミントの種類に驚いた いろいろな利用方法があると知ってうれしくなっている とりあえずリースから始めようと思う
読了日:11月21日 著者:
屋根をかける人の感想
あの時代に日本に居続けてくれた外国人がたくさんいたのだと、こういう本に出合うと身に染みる 「銀河鉄道の父」でも途中少しだれてしまい読み終えるのに時間が必要だったが、これも途中で停滞した(これは読み手の私の問題だと思う)でもそれを乗り越えるともうどうしようもなくいつくしみたくなるような物語を自分は手にしたと感じた ヴォーリズさんはアメリカと日本の屋根をかけたが、この作者は、ヴォーリズさんの物語と読者の間に屋根をかけたと思う
読了日:11月20日 著者:門井 慶喜
猫の事務所 (ミキハウスの絵本)の感想
宮沢賢治の世界 なんとも言えず心地よい独特の空気が流れる
読了日:11月19日 著者:宮沢 賢治
きょうはこどもをたべてやる! (ほるぷ海外秀作絵本)の感想
子育てあるあるよかな、無理難題を押し通そうとするやんちゃ坊主 なだめすかすがいうことを聞かず冒険の旅に出る 力足りずに戻る子ワニを温かく迎える 親はこうありたいものだな
読了日:11月19日 著者:シルヴィアン ドニオ
レッド・ブック (児童図書館・絵本の部屋)の感想
メビウスの輪のようにどこかがよじれてつながっているように感じる絵本 そのよじれ感が楽しかった 赤というのが印象的でした
読了日:11月19日 著者:バーバラ レーマン
綱渡りの男 (FOR YOU 絵本コレクション「Y.A.」)の感想
絵本を読みながら、どこかでこのドキュメンタリーを観たことが胸の中でわいてきて、あの時のドキドキ感やはらはらしたこと、そしてつかみえなかったことが伝わってきて本を置いたときありがとうと思った あの空間に魅了される人がいる…罪に問われるが、裁判官の判断はそういう人を認めるもので、アメリカの懐の深さを感じる
読了日:11月19日 著者:モーディカイ・ガースティン
若松孝二全発言の感想
もう二度と読まないと怒りながら、女性である私は初めの「下種野郎」発言の羅列にまったくこの世代の男子は本当に何様のつもりだと、それでも若松孝二だからと我慢しながらページをめくった 話題が性から離れると、そこには一きちんとした理念が表れて、ああ、なるほどと思った “このままじゃ日本は滅びるから防衛が必要だと言う政治家がいるけれど、日本なんて滅びてもいいが、日本で生きている人間が、民衆が滅びてはダメだ” 二度と読まないと思ったが、再読したいと読後は思った
読了日:11月16日 著者:若松 孝二
マカロンはマカロン (創元クライム・クラブ)の感想
「近藤史恵を読んで」と友人から勧められたため軽く読めそうな題名のものを選んだ シリーズ物の途中だったようで、理解できない流れがあったがこれは読み手の私のせい 調理場から出ないシェフがお客様の謎解きをする もし実体験でこんなことがあったら泣けちゃうだろうなあ…皆さんのレビューからドラマ化もされていると知り、予備知識のないままであったことに驚いている 反省して一作目から読み直します
読了日:11月14日 著者:近藤 史恵
ベルリンうわの空 ランゲシュランゲ
読了日:11月13日 著者:香山 哲
ベルリンうわの空 ウンターグルンド
読了日:11月13日 著者:香山 哲
食べる つかう あそぶ 庭にほしい木と草の本: 散歩道でも楽しむの感想
子供のころ祖母が、これはこう使うのよ、ああいう意味があるのよと教えてくれた…そんなことで庭木の説明がされていて居心地がよかった 世にあふれている指南書は私には難しすぎたのだと、この本を読んで思った 我が家の小さな庭、延焼を防ぐとか、虫よけになる、なんてそんな理由であふれていてもいいなあ と思う
読了日:11月13日 著者:草木屋 著
うちの父が運転をやめませんの感想
この年になって都会暮らしになった己も夫もいつ免許を手放すかは一つの決断です そんなところで出会い手にとったが、ふむ 自分に一番なじむ場所で住み続けることの難しさを再確認した 都会には都会の、地方には地方の良さがあって、安易に決められることではないよなあと、ぐたぐたふらふらしながら道を探す雅志にいらいらしながらも共感した
読了日:11月12日 著者:垣谷 美雨
大好きな町に用がある (SWITCH LIBRARY)の感想
私はこの方の本をあまり読んでおらず、こんなに旅に出られていたとは知らず驚いた 気軽にひょいっと出かける腰の軽さが魅力的だった ただ、同じような話が(雑誌の連載だからしかたがない)続くので続けて読むのは飽きが来て少し読んではと時間がかかった ワンショルダーのバック一つで鳥海山に上り、恥ずかしい思いをしながら周りに助けられたという話が楽しかった
読了日:11月11日 著者:角田光代
はなうた日和 (集英社文庫)の感想
「店長がいっぱい」や「あひるバス」の印象から少し離れていて、私は好き……だなあ ほんのちょっぴりの気づきがほわっと幸せだなあと感じるような 人生なんて掛け違いばっかりで、でもまんざら捨てたものでもないと心が楽になる小さな話が並んでいた
読了日:11月09日 著者:山本幸久
母 ―オモニ― (集英社文庫)の感想
著者が自分のアイデンティがどこにあるかを追ったものだろうと思う 読んでいて書き手の立ち位置がするっと横に滑ってしまい 誰の視点に立っているのかがわからなくなることがままあった 在日の人のつらさ 大変さは、この本以上のものだろうと想像する 登場人物にとても魅力がある 韓国の映画やドラマ 本もあまり読んだっことがなかったが、毛嫌いせずに挑戦しようと思えた
読了日:11月04日 著者:姜 尚中
うしはどこでも「モー!」の感想
うしさんはどこでも「もー!」なの? 繰り返しになるリズムの良さが面白い
読了日:11月01日 著者:エレン・スラスキー ワインスティーン
読書メーター