娘がかかわった映画が上映されるというので、久しぶりに映画館に行った
「遠吠え」レイトショーだけなので、夜8時半開始
9時過ぎたら横になってもいいかなと思い出す婆さんとしては、なかなかの夜更かし


しかも初日から三日間は上映後イベントが予定されている
帰りは12時近くになるなあ…






若い監督の意欲を感じる作品だった
中央の男性 主演の俳優さんなのだが、役所広司さんの息子さんなんだそうな
ふとしたたたずまいがお父さんと同じで
へえ、やっぱり似たものをもっているんだと感じた
まだまだ磨きが足りないが、こういう若い作品には強い芝居より、
すっと演じられた方がしっくりくるようにも感じた
義父からの性的虐待を受けている女子大生と、
夫からのDVに苦しむ主婦
二人を助けたいと口では言うが、何もできない主人公
出てくる男たちがみんなどうしようもない男ばかりで、いいやつがいない
27歳だという若い監督は、“おじさん”たちにこういう危機感をもているのかもと思った
面白かった
終わって出たのが11時
バスは終わっていて、乗り継ぎで電車で帰るのも面倒だとえいやと歩いて帰ったら
さすがにへとへと(行きもあちこち立ち寄りながら歩いて行ったのです)
バタンキューでした
こういうミニシアターは大都会ならでは存続できる
札幌にもあるが数が圧倒的に違うから、この頃こういう若い作品はかからない
東京ならでは楽しめる 大都会に感謝です