soramove

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「宿命」最悪と言おう、アクションシーンを繋ぎ合わせた凡作

2008-10-12 20:06:12 | 韓国映画・アジア映画
「宿命」★見る必要なし(主演のファン限定で楽しめる)
ソン・スンホン 、クォン・サンウ 主演
キム・ヘゴン 監督、韓国、2008年、125分



見た感想と言うか、
映画の冒頭から、「日本版」の最悪の編集に
映画を楽しむ気持ちが失せた、とても残念で
この会社の配給する映画は二度と見たくない。

とにかく韓国映画が好きで公開作品のほとんど
見ているのですごく楽しみにしていた作品。


オープニングからGLAYの歌が流れる
「?」なんだ、これ。
そして終盤、決意を秘めた主人公のクローズアップにも
またしても意味不明のGLAYの歌、
タイアップの効果を狙ったのだろうけど、
監督は日本公開がこんな酷い編集を受けていることを
承知してるのかね。

最悪だ。
日本でこういう公開を決めた配給会社が
内容の無さに加えて
見に行った観客を馬鹿にしたような編集を加えていて
DVD化されるときは韓国公開版として欲しい。

それならまだマシだ。


韓国では今年3/20公開、
初登場首位を獲得するも合計3週で
ベストテンから陥落という
この知名度と期待度の高い主役2人の映画としては
期待はずれの興行となった作品。

大金を手にするはずが捕まってしまい
一緒に実行した4人の友人達の
2年後から描かれる。

アクションシーンはかなりの迫力、
ソン・スンホンが今度はマジメに生きようと
決意するが、周囲の様々なしがらみから
最後の決戦を決意する。

うまく描いていけば
良い作品にもなっただろうが、
主役2人を
均等にするだとか、見せ場をつくるだとか
色々あったんだろうなと
苦労は分かるけどその結果
ひとつのストーリーとなるべきものが
不自然な交互を描くシーンの連続で
駄作となってしまった。

この作品は相当期待していて、
実は当初昨年の12月公開とされていた為、
12月にはソウル行きを計画し
結局、ソウルへは行ったが
この映画は見ることが出来なかった。

日本での公開がここまで酷い編集となるなら、
ホント見たかったソウルで。

この映画を韓国の人たちと見たら
彼らはどんな反応をしただろう、
ヒットしなかったことを考えると
口コミでも「オススメ」はなかったと思う、
2人のファンなら見れば
アップも多く、納得できるかもしれないが、
ただの映画好きには
とても残念な作品となった。

★100点満点で30点
見所ナシ、ファン以外にはススメません。

soramove
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兵役逃れの涙の告白から入隊
除隊後初の映画はクォン・サンウという盟友との
話題作でこれで弾みをつけるはずが
内容的には「何も無い」ものとなってしまった

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