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「黄真伊 ファン・ジニ」硬質な美しさは絶品

2008-10-13 19:32:38 | 韓国映画・アジア映画
「黄真伊 ファン・ジニ」★★★
ソン・ヘギョ、ユ・ジテ、リュ・スンリョン 主演
チャン・ユンヒョン 監督

★以下は昨年7月にソウルを訪れたときに
今回公開されたこの作品を見たときの感想に
その後のデータなどを追記しています。
公開されるとは聞いてたが、やっと公開。
ドラマ版はNHKで放送されてますね。



大判のポスターでその美しさに引きつけられるほど。

贅沢な暮らしをしていた主人公は
出生の秘密を知り、自ら芸者となる道を選んだ、
最下層の職業ながら、トップの芸者となった。
彼女が選んだ男は反逆者として手配されてしまう。

彼女は運命の選択をすることになる。


宮廷ものはヨン様の映画以来だ、
スター映画はいかに見せるかが問題だが、
主演の女優は初めて見る。
(この後、チャ・テヒョンと共演の「僕の、世界の中心は、君だ」を
バンコクで見たことを思い出した)


立派なお屋敷の窓を仕切っている簾から
透ける主人公の姿をたっぷり見せておいて、
彼女が簾をそっと上げて首をかしげて
見せる顔は美しいの一言だけ。

お嬢様として教育をうけ、
歩く姿や、筆を持って字を書く様も
優美さを漂わせて
カメラもそんな姿をじっくりと追う。

出生の秘密が明らかになり、
彼女は姫せんとして、
これまでの生活とは全く違う、
酔った客にお酌をするような仕事を始める。

ここでも美貌と教養を駆使して
高い地位に昇るが、
好きな男を助けるために危ない橋を渡ることも。

終始美しい顔、一番良いショットの連続、
彼女の美しさを最大限引き出している。


ユ・ジテが民衆の味方の浪人を演じているが、
彼は韓国映画が日本に紹介されたころから
変わらない感じで、迫力に欠ける、
いい人顔なのだ。

ハングルが分からないので
微妙な台詞回しなどは全く想像でしかないが、
韓国の伝統的な家屋や衣装も見所。


大判のポスターをあちこちで見かけたが、
「奇麗」という言葉しか思いつかない、
韓流スターも女優は人気は限定的、
このソン・ヘギョもその中に加わるかどうかは、
次作の現代劇公開後ということになるだろう。


@データー@
観客の入りもまあまあ、
韓国では2007年6月6日公開、
初登場2位、その後5週にわたりベストテン入りした。

★100点満点で65点

soramove
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ユ・ジテは韓国では大スターだが
日本での知名度はいまひとつ、韓流スターの本流から
ちょっと外れてるが、いい役者だ

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