映画「グランド・マスター 」★★★★トニー・レオン、チャン・ツィイー、
チャン・チェン出演
ウォン・カーウァイ監督、
123分、2013年5月31日より全国公開
2012,中国,ギャガ
(原題/原作:一代宗師/The Grandmasters )
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「20世紀初頭の中国が舞台。
北の八掛拳の宗師のパオセンは、
流派統一の任を後継者に譲ろうと考えていた。
一番弟子の馬三と、イップ・マン、
そして愛娘の宮若梅の3人は
グランドマスターの称号をかけて戦う・・・、
というのが予告編知識だったが
武術大会のような試合は行われない、
その意味で肩すかしだけれど
ウォン・カーウァイは監督の美学を貫いたようだ」
真のグランドマスターは誰か、
それはすぐに明らかになる
強いだけではなく、人格も求められるからだ、
そのどちらにおいても
南の詠春拳の葉問/イップマン(トニー・レオン)が
抜きんでているのは映画が始まって
すぐに明らかになる。
分かりやすい裏切りと復讐、
台頭してきた日本軍、
彼らは日本軍だけでなく、現政権にも翻弄され
そういった事実を描く事で
カンフーの真のマスターは?という
予告の持っていき方が
実際の本編とは違う事が分かってくる、
こういう裏切りは絶対にして欲しくないところだ。
カンフーの美しさや
実際のイップマンの生きた激動の時代は
自分の過去記事の「イップマン」↓
映画「イップ・マン 葉問」ドニー・イェンの魂の映画に感動した!
2011年03月23日(水)
こちらの方が詳しいし
カンフーシーンはやはりドニー・イェンが上。
トニー・レオンはちょっと精彩を欠いている。
しかしカンフーにこだわらなければ
カンフーの型の美しさや
背景としての雪や雨や煙る列車のシーンなど
とにかく格調高く流麗。
そこから発せられるのは
ひとつの時代は終わり
栄えるものはいつか没落し
それはカンフーしかり
闘いのシーンであっても
どかこ悲しく、切なく胸に迫る。
チャン・ツィイーも美しかった!
グランドマスターという名前は
真に強いものを決めるということじゃなく、
かつてこんな人達が
カンフーに人生を懸けていたと
その記憶を映像に残すという
この映画全体を示していたように感じた。
壮絶なカンフーを見たいと劇場に行くと
ホント、ガッカリすると思うので
予告や宣伝は慎重にやってもらいたい。
ウォン・カーウァイがカンフーを撮れば
この映画が出来上がる
納得の映像美だった。
新しいカンフー映画の決定版!とまではいかないが
何とも切なく美しい
カンフーでさえ滅びていくのだ。
★100点満点で80点★
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soramove
チャン・チェン出演
ウォン・カーウァイ監督、
123分、2013年5月31日より全国公開
2012,中国,ギャガ
(原題/原作:一代宗師/The Grandmasters )
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「20世紀初頭の中国が舞台。
北の八掛拳の宗師のパオセンは、
流派統一の任を後継者に譲ろうと考えていた。
一番弟子の馬三と、イップ・マン、
そして愛娘の宮若梅の3人は
グランドマスターの称号をかけて戦う・・・、
というのが予告編知識だったが
武術大会のような試合は行われない、
その意味で肩すかしだけれど
ウォン・カーウァイは監督の美学を貫いたようだ」
真のグランドマスターは誰か、
それはすぐに明らかになる
強いだけではなく、人格も求められるからだ、
そのどちらにおいても
南の詠春拳の葉問/イップマン(トニー・レオン)が
抜きんでているのは映画が始まって
すぐに明らかになる。
分かりやすい裏切りと復讐、
台頭してきた日本軍、
彼らは日本軍だけでなく、現政権にも翻弄され
そういった事実を描く事で
カンフーの真のマスターは?という
予告の持っていき方が
実際の本編とは違う事が分かってくる、
こういう裏切りは絶対にして欲しくないところだ。
カンフーの美しさや
実際のイップマンの生きた激動の時代は
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映画「イップ・マン 葉問」ドニー・イェンの魂の映画に感動した!
2011年03月23日(水)
こちらの方が詳しいし
カンフーシーンはやはりドニー・イェンが上。
トニー・レオンはちょっと精彩を欠いている。
しかしカンフーにこだわらなければ
カンフーの型の美しさや
背景としての雪や雨や煙る列車のシーンなど
とにかく格調高く流麗。
そこから発せられるのは
ひとつの時代は終わり
栄えるものはいつか没落し
それはカンフーしかり
闘いのシーンであっても
どかこ悲しく、切なく胸に迫る。
チャン・ツィイーも美しかった!
グランドマスターという名前は
真に強いものを決めるということじゃなく、
かつてこんな人達が
カンフーに人生を懸けていたと
その記憶を映像に残すという
この映画全体を示していたように感じた。
壮絶なカンフーを見たいと劇場に行くと
ホント、ガッカリすると思うので
予告や宣伝は慎重にやってもらいたい。
ウォン・カーウァイがカンフーを撮れば
この映画が出来上がる
納得の映像美だった。
新しいカンフー映画の決定版!とまではいかないが
何とも切なく美しい
カンフーでさえ滅びていくのだ。
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