書籍「ジェームズ・ボンドは来ない /松岡 圭祐著」★★★
松岡 圭祐 著 ,
KADOKAWA/角川書店、2014/4/1
(262ページ , 1.512円)
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「瀬戸内海の小さな島で起きた大きな奇跡
2003年、瀬戸内海の直島が登場する
007を主人公とした小説が刊行された。
島が映画の舞台になるかもしれない!
島民は熱狂し本格的な誘致活動につながっていく……。
実話をもとにした小さな島の心温まる物語。
小さな島の大きな奇跡。
知られざる実話にもとづく涙と笑いの青春小説」
KADOKAWA HPより
「直島」といえば草間彌生の
赤と黄色のかぼちゃが思い浮かぶ、
その島がアートの島と言われ
独特な発展を遂げていると
そのくらいしかの知識しかない。
だからこの島を舞台にした
007の原作があって
そのことで映画の舞台になるかも、
ロケでハリウッドスターがやって来るかも、
そんな俄かな期待で
その小さな島が盛り上がっていたことも
全く知らなかった。
その間にボンドは鋼の体を持つ男に変わり、
原作の内容からも
映画化は無理だろうと
そんなことも知らなかった、
知っていたらもっと身近に
喜んだり、残念に思ったりしただろう。
島はベネッセという大企業によって
開発されるが
観光客の恩恵は
島民には直接還元されない、
開発が進んでも
それは身近であっても
別の世界で起こっているようなもの。
この本を読み物として面白く読んだが、
ノンフィクションとしては成立するが、
人物描写やその人の内面を描く時
なんかジュニア小説を読んでるような
稚拙というか
あまりに定型でマンガ的で
ちょっとそのあたりは物足りない。
事実は事実として
そこに人々がいるわけで
彼らの心情をあまりにストレートに
書きすぎていて
人間の複雑な心の変化とか
そういうものこそ
読みたいのになあと
そのあたりは残念な作品だった。
★100点満点で60点★
soramove
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松岡 圭祐 著 ,
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(262ページ , 1.512円)
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2003年、瀬戸内海の直島が登場する
007を主人公とした小説が刊行された。
島が映画の舞台になるかもしれない!
島民は熱狂し本格的な誘致活動につながっていく……。
実話をもとにした小さな島の心温まる物語。
小さな島の大きな奇跡。
知られざる実話にもとづく涙と笑いの青春小説」
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「直島」といえば草間彌生の
赤と黄色のかぼちゃが思い浮かぶ、
その島がアートの島と言われ
独特な発展を遂げていると
そのくらいしかの知識しかない。
だからこの島を舞台にした
007の原作があって
そのことで映画の舞台になるかも、
ロケでハリウッドスターがやって来るかも、
そんな俄かな期待で
その小さな島が盛り上がっていたことも
全く知らなかった。
その間にボンドは鋼の体を持つ男に変わり、
原作の内容からも
映画化は無理だろうと
そんなことも知らなかった、
知っていたらもっと身近に
喜んだり、残念に思ったりしただろう。
島はベネッセという大企業によって
開発されるが
観光客の恩恵は
島民には直接還元されない、
開発が進んでも
それは身近であっても
別の世界で起こっているようなもの。
この本を読み物として面白く読んだが、
ノンフィクションとしては成立するが、
人物描写やその人の内面を描く時
なんかジュニア小説を読んでるような
稚拙というか
あまりに定型でマンガ的で
ちょっとそのあたりは物足りない。
事実は事実として
そこに人々がいるわけで
彼らの心情をあまりにストレートに
書きすぎていて
人間の複雑な心の変化とか
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