「ぼくたちの家族」★★★★
妻夫木聡、原田美枝子、
池松壮亮、長塚京三出演
石井裕也監督、
117分 2014年5月24日公開
2013,日本,ファントム・フィルム
(原題/原作:ぼくたちの家族)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/ae/471861727466dc43805f9fb61f2a039f.jpg)
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「どんな内容の映画なのか
全く知らずに見た、
どこの家族にも起こりうる事で、
人と人がすれ違う時
そんなに近くを歩いていても
それぞれが全く違う方向へ向かっていくわけで
当り前だけど何だかスゴク不思議だ、
そんなことをぼんやり考えた」
「普通」という言葉の持つ意味は
全体としては同じ基準みたいなものを
想定して判断するが
何をもって「普通」とするか
感じている事は千差万別
そうなると「普通」って何だ?って
ことになる。
この映画も金曜の夜8時過ぎの回、
仕事帰りの人が多いだろうが、
自分のように親を寝かしつけて
2時間何も起こりませんようにと
そっと家を出てくる観客もいる、
同じ時間、同じ映画を見るけれど
やはり人それぞれ、不思議な感じだ。
最近物忘れが目立つ母を
病院に連れ行くと
「余命1週間です」と告げられる、
1週間って
それはもう、どう考えて良いか分からない、
その事実にうろたえる家族
母の病気が引き金になって
ちょっと普通じゃない家族の形が
露わになっていく。
「困った時はとりあえず、笑おうよ」
母の口癖だ、
妻夫木聡演じる長男の浩介の
不適切な場面での泣き笑い
他人が見たら、どうかしてると思うだろう
でもそうやって、
何とかバランスを保ってきた。
切ないシーンだ、
誰もが自分なりの切り抜け方を
経験的に学んでいく
共感するというより
その泣き笑いの顔に
思わず「ガンバレヨ!」と言いたくなる。
母親を治療してくれる病院を
兄弟が必死に探すシーン、
弟の俊平(池松壮亮)はTVで
「今日のラッキーカラーは黄色
ラッキーナンバーは8」と聞くと
黄色の入った服を着て病院へ行く。
ラッキーカラーとラッキーナンバーが
彼を偶然の奇跡へと導いていく、
これはないだろと思いつつも
そんな否定的な考えより
「やったね!」と彼と同じ気持ちになる。
もう最後は神頼みだ。
こんなラスト、甘すぎる
そんな結末あるかよと、
でも、これで良かった、
希望はあるよなと思いたいからね、
ほんの僅かでも
希望はあると思いたいからね。
★100点満点で80点★
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soramove
妻夫木聡、原田美枝子、
池松壮亮、長塚京三出演
石井裕也監督、
117分 2014年5月24日公開
2013,日本,ファントム・フィルム
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全く知らずに見た、
どこの家族にも起こりうる事で、
人と人がすれ違う時
そんなに近くを歩いていても
それぞれが全く違う方向へ向かっていくわけで
当り前だけど何だかスゴク不思議だ、
そんなことをぼんやり考えた」
「普通」という言葉の持つ意味は
全体としては同じ基準みたいなものを
想定して判断するが
何をもって「普通」とするか
感じている事は千差万別
そうなると「普通」って何だ?って
ことになる。
この映画も金曜の夜8時過ぎの回、
仕事帰りの人が多いだろうが、
自分のように親を寝かしつけて
2時間何も起こりませんようにと
そっと家を出てくる観客もいる、
同じ時間、同じ映画を見るけれど
やはり人それぞれ、不思議な感じだ。
最近物忘れが目立つ母を
病院に連れ行くと
「余命1週間です」と告げられる、
1週間って
それはもう、どう考えて良いか分からない、
その事実にうろたえる家族
母の病気が引き金になって
ちょっと普通じゃない家族の形が
露わになっていく。
「困った時はとりあえず、笑おうよ」
母の口癖だ、
妻夫木聡演じる長男の浩介の
不適切な場面での泣き笑い
他人が見たら、どうかしてると思うだろう
でもそうやって、
何とかバランスを保ってきた。
切ないシーンだ、
誰もが自分なりの切り抜け方を
経験的に学んでいく
共感するというより
その泣き笑いの顔に
思わず「ガンバレヨ!」と言いたくなる。
母親を治療してくれる病院を
兄弟が必死に探すシーン、
弟の俊平(池松壮亮)はTVで
「今日のラッキーカラーは黄色
ラッキーナンバーは8」と聞くと
黄色の入った服を着て病院へ行く。
ラッキーカラーとラッキーナンバーが
彼を偶然の奇跡へと導いていく、
これはないだろと思いつつも
そんな否定的な考えより
「やったね!」と彼と同じ気持ちになる。
もう最後は神頼みだ。
こんなラスト、甘すぎる
そんな結末あるかよと、
でも、これで良かった、
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ほんの僅かでも
希望はあると思いたいからね。
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