健康体操たまて箱

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「アンガーマネジメント 怒らない伝え方」

2015年10月13日 | 日記

おすすめ本: 「アンガーマネジメント 怒らない伝え方』

       戸田 久恵著    かんき出版/刊  2015年 5月 

怒ることは、悪いことではなく、その伝え方に工夫が必要なだけ。

なのに、自分さえ我慢すればいいと思っていたりすると、

いきなり、爆発することになる。自分の「気持ち」は全部自分の責任で、

変えることが出来るから、他の人やモノに当たっても仕方がないです。

イラッと来るのは、自分のなかに、「こうすべきだ」という自分の価値観、

欲求があり、それが満たされないから…その怒りの性質を理解したうえで、

どう伝えていくか…にポイントが10が載っています。

 1)何を一番言いたいのかはっきりさせる。

 2)自分の本当の気持ちを言葉にする。

 3)相手の人格ではなく、とった行動に注目する。

 4)注意する時は、どう変わってほしいかを具体的に伝える。

 5)「私はこう考えています」という言い方をする。

 6)言葉だけでなく、態度にも気をつける。

 7)相手と対等の関係で伝える。

 8)怒りはキャッチボールで伝え合う。

 9)「自分が正しい」という気持ちで話さない。

10)相手の怒りに過剰反応しない。

そのほか、感情別、シーン別、感情の伝え方も例として挙げてあります。

また、怒りが湧いてきた時のコントロール法が11紹介されています。

 1)怒りを数値化する

 2)思考を停止させる

 3)その場から離れる

 4)数を数える

 5)深呼吸をする

 6)心が落ち着くフレーズを唱える

 7)今に意識を集中させる

 8)怒りを記録する

 9)「〇〇べき」を洗い出す

10)ストレスを書き出す

11)有酸素運動をする

是非、怒りをうまく表現できない方、怒って後悔する方、

昔の怒りにとらわれている方、是非、お読みいただきたいです。