休日の今日、予約をしておいた近くの病院で、7/13の胃カメラ検査に続いて「大腸内視鏡」の検査をしてきました。
大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡(カメラ)を入れて、全大腸(直腸・S状結腸・下行結腸・横行結腸・上行結腸・盲腸)に病気がないかを調べる検査です。
当方は、12年前から始めて今回で7回目になりますので、だいたい2年に1回ぐらいしている計算です。
過去6回の検査では、5回もポリープがあり切除しています。
会社での「便潜血検査」では症状が見逃される場合もあるので、最近はその検査はパスし、確実性が高い大腸内視鏡検査をしています。
さて、大腸内視鏡検査の流れですが、前処置として前夜9時に家で下剤を服用しますが、食事も早めに済ませます。
当日の朝は病院で9時から看護師さんの説明が約20分詳しくあります。
今日の検査を受ける人は9人(男性4人、女性5人)で、年齢的には50代~70代と思われます。
説明後、9時半からは液体の下剤(腸管洗浄剤)を飲むんですが、これがこの検査の一番の難題でしょうか。
一時間の間にこの美味しくない下剤を1ℓ飲みます。(最近は下剤を代えて飲む量も減っている)
下剤を飲むペースは15分ごとに250CCで、飲んだ後は水を飲んで下剤の不味さを消します。
個人差があるので、1ℓ飲んでもトイレに行く回数が違います。
1ℓのんで便がきれいに(やや黄色っぽい透明なもの)なる方は少なく、だいたい下剤を追加(500CC)で飲んで合格になります。
当方1時間20分で1.5ℓを飲んで合格が出ましたが、1番最初の合格者で、ここはやはり経験の豊富さが効いています。
お腹をさすったり、歩いたりして腸の動きを活発にさせ便通を良く、早くさせるのがコツですね。(看護師さんからも説明あり)
検査は午後からの予定でしたが、予定より早く腸がきれいになったので11時半には病室に呼ばれました。
今日のスタッフは3人とも女性で、以前からも何故か女性の先生ばかりでした。
ベットに横になり(横向きで背中を向ける格好)、鎮静剤と鎮痛剤を点滴に注入するとあっという間に寝てしまいます。
後ろが穴の開いたパンツより、肛門から内視鏡を挿入、特にポリープ等がなかったら20分~30分ぐらいで終了します。
しかし、ポリープがある場合は、電気を流して切除する手術となりますが、40分ぐらいで終わると思います。
くすりのお蔭で痛みもなく寝てる間に終わってしまい、内視鏡自体はラクチンな検査です。
今回、当方はポリープもなく、検査は30分で終了、1時間程休憩(寝る)を取って13時には全て終了となりました。
なお料金ですが約6300円で、ポリープを取る手術、生検となりますと、20000円ぐらいになります。
日本では大腸がんが年々増えていますが、大腸内視鏡検査を受けたことがない方は、念のため一度経験されてはいかがでしょうか。
ちなみに、当方の兄は大腸がんのため66歳で亡くなっています。
イッシー