
私事で恐縮ですが、当方の実母(きん)が12月28日亡くなりました。(享年107歳)
この画像は、2018年5月、老人ホームで当方が写したものです。
2年前迄、沼津市の長兄夫婦と暮らしていましたが、兄夫婦も老老介護で疲れ、老人ホームに入居しました。
それまでは、自分の洗濯物は洗い、特に、身体は健常で普通の生活をしていて、老人ホームへの入居を拒みました。
しかし、地元から離れ大阪に来ることも難しく、何とか説得し、可哀想でしたがホームに入って貰いました。
入居後1年間ぐらいはしっかりしていましたが、徐々に痩せ衰えて来て、先月には大腿骨を骨折してしまいました。
そして、あれほど食欲があり、食事の量も人並みでしたが、徐々に流動食になり、とうとう力尽きました。
当方は11月の初め(骨折前)突然、母親の所へ行った時には、当方の事はすっかり忘れてしまっておりました。
男ばかり4人(当方は末っ子)を育てた割には、皆さんからは穏やかな女性と言われていました。
昨日の骨上げの時、斎場の人が60代ぐらいの骨であると説明、実際の年齢を言うとビックリしていました。
この年になると、骨は粉々になる部分が多いようですが、母親は大きな骨が多くあり、感心しました。
多くの人から110歳まで生きるかもしれないと言われていましたが、老人ホームに入ったのが寿命を縮めました。
しかし、こんな歳まで生きてるのに、寿命を縮めるというのはちょっと可笑しいですね。
母親は2・3年前迄は、皆で寿司を食べに行っても一人前を怖いぐらいペロッと食べるし、身体が丈夫でした。
最近の病院歴もなく、クスリも飲んでいなかったし、特に、内臓関連が悪いと言う話は聞いたことがなかったです。
それと、母親の7兄妹は皆、80歳以上の長寿でしたので、多分遺伝でしょうか。
尋常小学校?卒で、大正、昭和、平成、令和と激動の4時代を生き抜いて来ましたがが、立派な人生で自慢の母でした。
今回、人数の少ない家族葬でしたが、母親らしい質素な葬儀を送ることが出来ました。
皆様には、大晦日に縁起でもない変な話になってしまい申し訳ありませんでした。
そして、この1年間、多くの方にしょうもない雑談が多いブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
どうぞ、良い年をお迎えください。
イッシー