Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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もう何回目でしょう・・・パテ研ぎ

2023-01-12 21:31:37 | Ferrari F2007 ブラジルG.P.2007

本日の山陰も朝は冷え込みましたね〜。
流石に霜は昨日の方がひどかったかもしれませんけどね・・・。
今日は少し芝の色が見えていましたね。
でも空はこの時期にしては青いですね〜!!
ガラスに蛍光灯が撮っていますので暖かいアトリエの中から撮しているのがバレバレです。

今日もまずはF2007からですね・・・少々短いのがたまに傷ですが・・・。

と言うのも気温が低いのでパテが完全硬化するのにも時間がかかるんですよね。
昨日塗ったパテが完全硬化するまでに一晩。それを本日研磨して・・・

まだ足らない部分にパテを盛ります。
なぜ一度にできないのかと言いますと、このマシンの場合微妙なボディラインなので一度に全部の部分にパテを盛ってしまうわけにわゆかないんですよね。
それで一度ならずとも失敗していますからね〜(笑)

で削ってから三度パテを盛っておきます。
これだけで本日終了です。

ここからは昨日の続きです。
車軸のシャフトを抜くためにシャフトを固定しているグルーをドライヤーで温めて溶かします。
完全に溶かさなくても緩むくらいで十分です。
かえってその方が溶けたグルーが糸を引かなくて良いのです。

後ろ側も同様に外します。
しかし、この後大変なことが発覚しました。

フロントの軸受けの部分ですがボディの切り欠きにピッタサイズできちんと収まっています。
その部分にグルーが盛ってある感じですかね。

ところが・・・
S木さんに準備していただいたフロントホイールと車軸の部品ですが・・・軸受けの寸法が全く違うのです。
変ですね〜!?

普通はこれでは使えません。

軸受けの付いている部品の写真です
左側がS木さんが準備された物、右側が元から付いていたもの。
大きさの違い、形状の違いが一目瞭然ですね。
軸受けの寸法はプラ板を貼り付けて調整しておきました。
私的には元付いていた部品を生かすために付いていたホイールや車軸を生かして使うために分解して組み替える所なんですが、嵌め込みが硬くてこれ以上無理をしますとバラバラに壊れてしまう恐れがありまして・・・軸受けの寸法をプラ板で変更することにいたしました。

そして仮組み台に固定しました。
と言うのもこの後塗装が待っていますので仮組み台に固定が必須なんです。

ボンネットにカーボンデカールを貼るのもS木さんのご依頼内容の一つです。

そして、こんなデカールも作りました。
クロームメッキ調のデカールです。
1/24サイズくらいのエンブレムです。

エンブレムはこんな感じです。
幅が7mmくらいですかね・・・。
(昨日下の画像をアップロードし忘れていましたので本日改めてアップロードしました)
この小さなエンブレムの印刷ではホワイト・マゼンタ・イエロー・ブラック・フラッシュシルバー+フラッシュシルバーの下地にマゼンタ・シアン・イエローを1回ずつ)5色のインクを使い8回の印刷を重ねます。
つまり同じ紙に8回印刷するんですよ、印刷がずれそうなものですが・・・意外とズレは少ないのですよね。

このデカールは印刷しただけです、データはお客様がご準備されました。
この後・・・トラブルがあってやり直ししたのは内緒かな!?
いつもの様にデカールを印刷後にリキッドデカールフィルムを筆で塗ったのですが、Chromeの印刷が溶けてしまって使い物にならなくなってしまいました。
このままお客様にお送りするわけにはゆきませんので、印刷し直してアクリル塗料をエアブラシで塗っておきました、この方法なら筆で擦りませんので多分大丈夫でしょう。

今日はこの辺りで時間切れ・・・
明日は続きからですね。