本日の山陰はまたしても雨の天気です。
強くは降りませんがポツポツと落ちてくる感じですね。
早朝には結構雨の音がしていたような・・・気がしますが、眠っていましたので良くわかりません。
午後からは曇りで少し天気が回復しました。
今日もお休みですが・・・家内は確定申告の準備。
私も本業を進めたいので出勤です。
F2007はカーボンデカールを貼っていますがまだブログを書くほど進んで無いのでG400dを更新します。
ウレタンサフを塗って硬化しましたので、また表面を研磨します。
最近の数日の作業の甲斐があってダッシュボードを切り刻んで左右入れ替えた時に出来た凹凸は随分目立たなくなりました。
下の写真はピンボケなので凹凸の様子がわかりにくいですけどね(笑)
なんかスマホのカメラが調子が悪いですね・・・こちらもピンボケ・・・
と言うのもエアドロップが一部できなくなってしまったのでこの写真はメール添付でPCに移動したのですが・・・その際に適正化(!?)されたのか画像が粗くなってしまったみたいです。
このダッシュボードにはこんなメーターパネルが付いているのですが・・・プラスチックの板にメーターとナビか何かのモニターを表現したメルセデスベンツの文字が入ります。
縁の部分もデカールですので一部は剥げています。
このままでは使えない質感なので・・・ここはやり直しをしたいですね。
実車は多分この部分が一枚のモニターのようになっていまして液晶でメーターやモニターを表現するようになっているのかな?
まあ最近の車に多いパターンなんですよね。
私ならこのような再現をしますが・・・
まず取り出したのは透明なプラスチックの板・・・厚みは0.8〜1.0m m程でしょうか!?
通常この厚みの透明プラ板は地元には売っていないのです、タミヤの物でも0.3〜0.4m mで厚くなりますと1.7m mまでとんでしまうんです。
0.8〜1.0m mだと近くのホームセンターでは塩ビ板かアクリル板しかありません。
塩ビ板は透明度が今一歩ですし塗装に対する密着度が良くない。
アクリルは硬くて加工がしにくいのです・・・。
で・・・今回私が使ったのはCDのケースの蓋です。
透明でプラスチック製少々割れやすいのが難点ですが透明度も良いし塗装もOKです。
それにこのメーターパネルの大きさくらいしか使いませんのでこれで十分です。
素材が決まったのでダッシュボードに穴を開けます・・・まあ必ず開けないといけないと言うことはありませんがパネルが1.0m mもありますから接着した時に手前に出て出っ張ってくるとバランスが悪くなりますからね。
メーターパネルを奥に入れるために穴を開けました。
継ぎ接ぎだらけのダッシュボードなので、バラバラにならないか心配しました。
本来なら糸鋸でカットしますが、バラバラになるのが怖いのでリューターで削って貫通しています。
開けた穴に丁度入るように透明なプラ板を削っています。
時間はかかりますが難しい作業ではありません。
穴の方とパネルの方を両方削って調整しています。
ここからの写真はエアドロップしたもので・・・本来の写真です。
続いてメーターのデカールを作ります。
実車のメーターパネルの写真があればそれで作りますが・・・今回は無かったので・・・多分正面から写真を撮りますとハンドルが邪魔になったりディスプレーの表面のガラスにカメラや撮影者が映り込んでしまうので使えない画像になってしまいますね。
今回はミニカーに付いていたメーターをスキャンしましてメーターのデータとしています。
メルセデスベンツの文字は大きさを合わせて作りました。
細かな文字なのでホワイトのインクでの印刷が難しいでしょうから少し太めにしています。
いつもなら作ったデータをそのまま使うのですが・・・今回はデータを左右反転しています。
理由は・・・わかる人にはわかりますよね・・・(笑)
(この写真もメール転送の画像なので良く無いですね)
印刷してみました。
メルセデスベンツの文字は下側の3個が規定通りの太さで印字したもの。
上側は文字を少し太めで作ったデータです。上は綺麗に出ていますね。
メーターの方は上下が反転していますがまあ大丈夫そうです。
赤のメーターの針の発色も良いですし剥げた部分もないですね。
ところが・・・貼ってみますと使えないのです(笑)
こちらの文字は良いですね。
透明プラ板の裏から貼りますのでデータを左右反転しておいたわけなのです。
貼った面はプラ板の裏側なのです。
メーター部分も貼ってみました。
貼った面は裏側ですよ・・・一見問題なさそうですが・・・
表から見ますと・・・
どこに問題があるのかわかりますか?
メーターの針が赤くないですよね。
印刷順を間違えていたんです。
このデカールはいつもの様に赤は下にホワイトがないと発色しないので白を先に印刷してマゼンタ・イエローと印刷してしまったんですね。
こう言う場合はマゼンタ・イエロー・ホワイトと重ねて印刷しないとお肝心の表から見た時に赤いメーターの針が見えないんですよね・・・ミスっちゃいました。
デカールの作り直しの時間を使って文字の文字を貼った部分のモニターの表現を進めます。
最初はメルセデスベンツの文字の周囲は黒いデカールを裏から貼って再現しようと思っていました。
黒いデカールを貼りましたのが下の写真です。
一見した所はこれで良さそうに見えますが・・・この状態ではデカールと透明プラ板の間に水分がありますのでスッキリ見えていますが、その水分が蒸発しますと文字のデカールのニスの部分に気泡が残りまして見た目が良くないのです。
いくら強力なマークソフターを使っても気泡は完全には消えませんでした。
周囲をマスキングして裏からブラックを塗りました。
下の写真は裏からブラックを塗っていますのでデカールの部分はここにデカールが有るよって言っているくらい凹凸が見えています。
しかし表から見ますと・・・
デカールのニスも全く見えなくなりまして・・・すっきり文字が見えています。
これならモニターらしく見えますね。
2枚上の写真とはバックの部分が違うので別のタイミングの写真で有ることがわかります(笑)
決して同じ写真ではありませんからね・・・。
メーターのデカールを作り直しまして透明プラ板の裏から貼り付けまして・・・
乾いたら今度はダークグレーを塗っています。
ここでブラックではなくダークグレーを使ったのは例のメルセデスベンツの文字が入ったモニターの部分との質感を変えるためです。
同じブラックで塗ってしまいますとモニターの部分の長方形は全く見えなくなってしまいますからね・・・
下はダークグレーを塗った後の画像です。
これでメーターパネル本体は完成ですね。
上側が完成品のミニカーの物、下側が今回作り直した右ハンドル+質感をアップグレードさせた物です。
どちらが良いのか・・・すぐにわかりますね。
最後に・・・ダッシュボードに仮組みしてみます。
今日は1日かかってメーターパネル1枚しか進まなかったですね・・・
それもまだ枠のシルバーのラインを作らないといけませんので完全ではありませんね。
明日はF2007のカーボンデカールが終わるかな?