Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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シャーシとダッシュボードの左右反転です

2023-01-14 19:16:59 | Mercedes-Benz G400d

さてさて、本日も2回目の更新です。
先日みたいに「下書きのまま」にならないように気をつけなきゃ・・・。

G400dですが本日最初の作業はマフラーの塗装です。
ミニカーはシルバーに塗ってあっただけなので、ちょっと色気がないのです。
少し焼け色を足しておきます。

出口の穴の中もエナメル塗料でフラットブラックを入れておきましょう・・・。

そして展示ベースへの固定用ビス穴ですが・・・
リアはリアのホーシングよりもまだ後ろにつけられています。
シャーシから円筒形のパイプ状のものが伸びていますがこれがソレなんです。
タイヤより後ろのオーバーハングの部分に固定用のスペーサーを付けられますと見え過ぎてしまってよろしくないのです。

前側はフロントタイヤの少し後ろ側なのでまだ良いのですが・・・
後々のことを考えてフレーム部分に穴をあけ直しました。
と言うのも後で脱着した時にスペーサーの当たり方が斜めになったりすると困るので後ろも前もこのフレーム部分の平面の部分に穴の開け直しをしました。
完成はまだ先なのですが・・・完成間際に穴を開けると貫通時に事故を起こしやすいのです(笑)

マフラーを取り付けて・・・
このマフラーが正しいのか?なのですけどね。
実車の写真にはマフラーが写っている写真がないのでミニカーを信じるしかないのです(笑)
確か日本の法律にはマフラーは後ろから出ていないといけないような部分があったと思うのですが・・・
その上に出る角度まで決まっていたような気がしますが・・・。

次はハンドルです。
左ハンドルを右ハンドルに直さなければなりません。
う〜ん、どうしたものでしょうか??

内装のカラーも違いますのでとりあえず分解します。
内装の組み立ては瞬間接着剤と焼き留めなので部品が割れないように注意をする必要があります。
センターコンソールもいづれか分解しないといけませがこのコンソールでダッシュボードの位置を決めていますので取り敢えずステアリングの加工が終わるまではこのままにしておきます。

ステアリングからステアリングシャフトを抜きました。
まだ細かなパーツは付いていますがこれが左ハンドルのダッシュボードの全景です。
ダッシュボード右側に黒い線が縦に書かれていますが、これが左右反転した時にステアリングシャフトがくる位置関係を示したものなのです。
ダッシュボードはこのあと切り刻んでバラバラになりますが位置関係はわかる様にしておかないと後々困るのです。

カットするラインを鉛筆で大まかに描きます。
いろいろ考えますが・・・なかなか100%上手くいくと言うことはありません。

ダッシュボードをカットする前にメーターパネルを外しました。
ついでに右側の助手席の前についている手すりも外しておきます。
後で使うことになりますから丁寧な作業が必要ですね。

いよいよカットします
金工用の糸鋸でカットです刃は0/5番くらいかな??
細かな方がいいですね。
荒いとプラスチックの角に引っかかってなかなか切れません。

どこを、どの様にカットすると後で使いやすいのか考えながら切ります。
また糸鋸を進める方向も考えないと刃を折ったりしますからね〜、なかなか難しいです。

ステアリングポストがついている部分やダッシュボードの開閉用のボタンがついている部分などを切りまして左右入れ替えてみました。
カットしたダッシュボードは強度がなくなっていますし裏には何もないので1.0mmのプラ板を貼り付けて強度アップとダッシュボードの表面を接着してゆく部分にしています。
ダッシュボードの開閉用のボタンの付いた部分ですが左右を入れ替えておかないといけませんので中央で切って左右を入れ替えてあります(センターコンソールに近い部分に開閉用のボタンが付いているのです)

メーターパネルもメータークラスターの脇でカットしまして左右入れ替えます。
実にローテクな方法ですが・・・ステアリングの位置を左右入れ替えました。

今なら3Dスキャナーでスキャンして左右を反転させて厚みのデータを書けば3Dプリンターで簡単に作れるかもしれませんが・・・
ローテクな私は手を動かすことしか出来ませんから・・・(笑)

分解前の写真でメーターの左下の部分に膨らんだモールドで何やらスイッチが付いています。
本来ですとこれもダッシュボードに穴をあけて取り付けるのですが・・・
ダッシュボードの強度が保たないので、これをカットした部品を薄く削って表面に貼り付けることにします。
荒目のペーパーの上でガシガシ削ります。

実車の写真で確認しますとこの位置についているので・・・パテ盛り修正後にこの位置に取り付けましょう。

ダッシュボードを内装に取り付けてステアリングシャフトとステアリングを取り付けます。
と言っても仮組みです。
タイヤを動かした時にステアリングが連動するのか(ギア比が1:1なのでほんの少しですが)確認しました。
位置関係は鉛筆でラインを入れておきましたので良い感じですね。
ステアリングのタイロッドを裏返しに使っていますからステアリングシャフトがほんの僅か短いのでパイプか何かで延長してやった方が良いかもしれません。

なんとか右ハンドルになりそうですね・・・
センターコンソールの部分にマスキングテープが貼られているのはそのまま使いたいので傷がついたりしないように保護しているのです。

これでやっと継ぎ目にパテを盛りました・・・。
グズグズしていたらパテが固まってきてしまいましてボテボテになってしまったのは内緒です(笑)

この方法でステアリングの位置関係を反転できたのは運が良かったのかもしれませんね。
どんなダッシュボードでも出来る訳ではありません、形状によっては他の方法をとらなければならないこともあります。
大事なのは考える事と手を動かす事、そして諦めない事・・・かな(笑)


やっとボディ修正完了です

2023-01-14 19:10:20 | Ferrari F2007 ブラジルG.P.2007

本日の山陰は1日中雨が降っていました。
昨日同様に土砂降りにはなりませんが、まるで梅雨みたいにシトシト降っています。
出勤の時には霧が凄かったですね〜
国道9号から中国山地の方を見ますと真っ白で何も見えません。
しかも、朝8時過ぎと言うのに暗くて車はスモールランプやヘッドライトを点けて走行しておりました。
出勤時間にこんなに暗いのは珍しいですね〜。

この悪天候でCafeの方も静かでしたね〜。
まあそれでも最低限のお客様はいらっしゃいましたけどね、厨房係は余裕でした(笑)

で本業です。
F2007は思いっきり迷路にハマっています(笑)

ノーズの下の部品を合わせます。
この部品を取り付けてからボディとシャーシを接着することになるのです。
最初のボディではこの部分をボディに一体に接着しておいてからカーボンデカールを貼っていました。
お客さんのご希望でもあったので・・・(ボディに無用な継ぎ目を残さないと言うご希望)
しかしながらこの部分を塗装で仕上げるのであれば先に接着しても良かったのですが、このノーズ下はアンダーパネルに続く部分なのでアンダーパネルはカーボンデカール仕上げ・・・
ノーズの下も同様の仕上げとなりますので作業がやりにくい・・・しかもデカールとボディ塗装の仕上げが違う(ボディはグロス、カーボンの部分はセミグロスがお客さんの希望)なのでこの部分は分割しておいた方がより良いであろうと言う判断です。
しかもバージボードやサスペンションの影になるので隙間はほとんど見えないだろうと・・・
その為にはすり合わせを十分にしておきます。

ノーズの下側を十分にすり合わせしますが・・・今度はボディの前側の下側の部分が気になります。
まだ塗装が乗ったりカーボンデカールの貼られたりしますから・・・寸法に余裕はあるはずなんんですが。
ほんの少し隙間を詰めておきます。

そしてアンダーパネルとノーズ下の部分ももう少し攻めておきましょう。
接着面にも回り込むようにしてカーボンデカールを貼りますから少し大きめに削っておきます(と言ってもほんの少しです)

最初にパテを盛ったインテークの下側の部分ですが・・・
加温して硬化促進した。
温度が下がったのでざっくりナイフで削ってからペーパーをかけています。
温度が下がらないうちにパテを削りますとポロッと剥がれてしまうことがありますからご注意を・・・!
下の写真は削っている途中ですので黄色いパテがたくさん見えていますが、最終的にはほんの少し見える程度になっています。

最終確認でしげしげと見ますと気になる部分が出てきます。
今、気になる部分は今直します・・・何度でもね。

最終的に仕上げのサフを塗りました。

やっと納得しました(笑)

明日はボディ塗装にかかります。
と言ってもツーコートなので1日では終わりません。
明日は写真一枚の更新になります・・・(多分)

今日もこの後サブのG400dを更新します。
今日はミスをしないように気をつけなきゃね〜(笑)