本日(10/31)、羽田空港(東京国際空港)に、32年振りとなる国際定期便が就航しました。
もっとも、近年は、上海などのアジア地区にある空港との間では、実質的な国際定期便ともいえるチャーター便が就航していたので、32年振りに国際線が発着するというわけではありませんが。
この羽田空港の再国際化では、「国際空港が都心にできて便利になった」点が強調されています。しかし、そのことよりも、日本各地からの国内線との乗り継ぎの良さの方が利点としては大きいと思います。特に、外国からの訪問客は東京にだけ来るわけでもありませんから、観光立国を目指すにおいて、非常に大きな政策の転換であると思います。
このように、羽田、成田の存在意義、そして、ハブ化の問題、さらには、地方空港の乱立等、空港関連だけでも、さまざまな論点が生じます。ひとつ、この機会にこれらに関しても、考えてみてはいかがでしょうか。(Nas)
10/31のグリニッジ講演会は予定通り開催致します。
皆様のご来場をお待ちしております。
(North America Team)